現地時間1月17日に開催されたバルセロナ対アスレティック・ビルバオのスーペル・コパ決勝は、ファイナルに相応しい激闘となった。

 序盤にペースを握ったのは、マルセリーノ新監督を迎えて復調したビルバオだ。準決勝でレアル・マドリーを撃破した勢いそのままに、高い位置からプレッシャーをかけてバルサを押し込むと、26分には右SBカパがシュートを放つも、GKテア・シュテーゲンにセーブされる。

 準決勝でPK戦の末にレアル・ソシエダを退けて勝ち上がってきたバルサは、その試合を欠場したメッシが復帰。序盤はなかなかチャンスを作り出せなかったが、40分に均衡を破る。

 メッシが左サイドのジョルディ・アルバへ展開し、折り返しを受ける十八番の形から、最後はグリエーズマンが詰めて先制ゴールを奪った。

 しかし、リードは長く続かなかった。その2分後、ウィリアムスの浮き球のパスからデ・マルコスに技ありのシュートを決められ、同点とされる。

 後半に入って57分にも、敵のFKからラウール・ガルシアにヘディングシュートを叩き込まれるも、ここはVAR検証の末にオフサイドとなる。

 迎えた77分、再び左SBジョルディのクロスにグリエーズマンが合わせて、勝ち越しゴールを奪取。このままバルサが逃げ切るかに思われたが、90分にムニアインのFKから途中出場のFWビジャリブレのシュートで被弾し、土壇場で追いつかれる。

 2−2で突入した延長戦、その93分に決勝点を奪ったのはビルバオだった。ウィリアムスがペナルティエリアの左から、鮮やかなゴラッソを叩き込んだのだ。

 その後はバルサが猛攻を仕掛けたものの、決定機を決められず、試合終了間際にはビジャリブレの頭を叩いたメッシが退場して万事休す。エースの千金弾を守り切ったビルバオが3度目の戴冠を果たしている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部