現地時間1月22日に行なわれたブンデスリーガ第18節、ドルトムントはアウェーでボルシアMGと対戦。アーリング・ハーランドが2ゴールを記録し、前半でリードを奪ったが、後半に3ゴールを許し、2-4で逆転負けを喫した。

 ハーランドは今季のリーグ戦記録を通算14ゴールに伸ばし、首位のロベルト・レバンドフスキとの差を8ゴール差に縮めた。この試合で決めたゴールはいずれも豪快で、1点目は角度のないところからのシュート、2点目はサンチョからのパスを受けて反転しながらのシュートでネットを揺らし、負傷離脱からの復帰後も順調に調子を上げている様子だ。

 しかし、エースの回復ぶりとは裏腹にドルトムントのチームとしての調子は下降気味だ。現地紙『BILD』は、「この日のゴールパーティーはイエローブラックのチームではなく、ボルシアMGのものだった。情けないことに、これでは優勝争いから遠ざかったも同然だ」と報道。

 試合後には、主将のマルコ・ロイスも「今季のタイトルは難しくなっただろう。こうした過ちを繰り返す限りは、優勝争いなんて無理だ」と嘆いたとも伝えている。
 
 さらに、この試合でハーランドと肩を並べる2ゴールを決め、「怪物の栄光を台無しにした」と評されたのが、ボルシアMGの24歳DFニコ・エルベディだ。

「想定外の人物が、“怪物”超えを果たした。1点目となったお手本のようなFKに飛び込むヘディングシュート、2点目のセットプレーで弾かれた球にすかさず詰めた嗅覚といい、彼は守備も超一流の“ストライカー”だ。勝利の立役者だった」(『Sportsnet』)

 この敗戦でドルトムントは3試合勝ち星なしで、順位も暫定5位まで下げた。今シーズン途中でリュシアン・ファーブル監督からエディン・テルジッチ監督に交代したが、チームの状態は依然として改善されていない。ハーランドの得点力が傑出しているだけに、ドルトムントとしてもこれを結果に結び付けたいところだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部