昨シーズンのマジョルカでの活躍が認められ、昨夏にビジャレアルへステップアップ移籍を果たした久保建英。複数チームからオファーがあるなか、ウナイ・エメリ監督の熱心な誘いが決め手のひとつとなって、“イエローサブマリン”の一員となった。

 しかし、いざシーズンが始まると、ヨーロッパリーグでは全試合でスタメン起用されたものの、肝心のラ・リーガでの先発は2試合のみ。指揮官の信頼を掴むことができず、レンタル契約を打ち切り、出場機会を求めてヘタフェへと籍を移した。

 昨シーズンまでビジャレアルを率いて、5位に導きながらも、契約満了でそのエメリにバトンを渡すかたちとなったハビエル・カジェハが、スペインのラジオ局『ONDA CERO』のインタビューの中で、久保について言及した。

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 スペイン紙『Mundo Deportivo』が伝えたところによると、「すべてのビジャレアルの試合を見続けている。彼らは(昨シーズンとは)別のスタイルで、うまくやっている」と語ったカジェハは、退団した“日本の至宝”について問われると、次のように語ったという。

「彼は私がとても好きな選手で、才能があり、1対1に優れている点など、私の好みのタイプに合致しているよ。だが、(ピッチ上で)それらを示して、それがチームにどのように適応するかを見せる必要がある」

 久保のポテンシャルを認めながらも、まずチーム戦術に適応する必要性を語った指揮官。全試合をチェックしていたというだけあって、エメリに“冷遇”されたことについても、思うところがあったようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部