歴史的敗戦から立ち直りを目指しているチームにとって、明るい材料となれるのか。今月1日に閉じた移籍市場で締め切りギリギリにサウサンプトンへ移籍した南野拓実のパフォーマンスが注目を集めている。

 現地時間2月7日に行なわれるプレミアリーグ第23節のニューカッスル戦は、サウサンプトンにとって負けられない一戦だ。というのも、敵地に乗り込んだ前節、マンチェスター・ユナイテッドに0-9と打ちのめされたからだ。

 降格圏の18位フルアムとは15ポイント差もつけ、残留までは安全圏にいるとはいえ、チームの調子を上乗せるためにも連敗は避けなければならない。そんな一戦で新天地デビューを果たそうとしているのが、南野だ。

 プレミアリーグへの登録が無事に終了し、今節からサウサンプトンの一員としての出場が可能となったサムライ戦士には、指揮官も小さくない期待を寄せている。英紙『Mirror』の取材に応じたラルフ・ハーゼンヒュットル監督は、「私は彼が特別な力を持った選手だと考えている」と語った。

「彼はプレーした時には、良い動きを見せていたしゴールも決めていた。だからサウサンプトンでもそういうことができると私は確信しているよ」

 さらに「私にとっては間違いなくスペシャルな選手になる。それはミナミノのプレースタイルが良いからだ」と強調した“オーストリアのクロップ”は、こう続けている。

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「彼は頭が良い。だから意思決定も素早いし、より良い選択ができる。それでいて運動量があって走れる選手なのも大きいね。私のチームでは走らなきゃいけないことをミナミノは知っているだろうけど、そんなに問題にはならないだろうね。

 彼はこれまで多くのプレー時間を与えられていなかったが、ここにはステップアップをするためにやってきたんだ。我々を助けてくれたテオ(・ウォルコット)のように助けてもらいたい」

 現地の複数メディアでは、ニューカッスル戦では、慣れ親しんだFWではなく4-4-2の中盤センターでのスタメン抜擢が予想されている南野だが、難敵との試合で出番は巡ってくるのだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部