Jリーグは2月8日、第2回実行委員会を開催し、その後にオンライン上でメディアブリーフィングを行なった。

 一部の都府県で緊急事態宣言下での開幕を迎えるにあたって、ガイドラインの改定が行なわれた一方で、大きな話題となっているのが、新規外国籍選手、スタッフ、その家族などの入国問題だ。

 現在日本国政府は、1月の「緊急事態宣言」や、変異した新型コロナウイルスが各国で確認されていることを踏まえ、外国人の日本への入国を全面的に制限。これまで認められていた11の国と地域で実施していたビジネス関係者らの往来も停止した。

 このため、現在Jリーグでは選手23名、コーチングスタッフ6名、その家族などを含めて合計で53名が入国できていない。

 さらにJリーグによれば、「ほかにもビザの発給が行なわれていない国の選手もいる」と、これまで日本でのプレー経験や在留資格があっても入国が出来ない選手たちがいるという。
 
 Jリーグの村井満チェアマンは会見で「日本入国時の待機期間の緩和を求めたいと思います」とその詳細を明かした。

 現在は14日間の自主待機が必要となるが、「ある程度エビデンスがあり、専門家からのサポートもある」として、期間を10日間に短縮し、そのうえでPCR検査を実施する方向で緩和を求めるとしている。

 一方で、新規外国籍選手の入国については厳しい情勢もある。「ビジネストラックが停止されているなかで、アスリートだけが入れるというのはいかがなのかというご意見もあると思います。この件については、オリンピックの時の選手の入国などにも絡んでくる問題。サッカー、Jリーグだけでなく、他の競技団体を含めて合意形成していきたい」と民意として認められるような状況をつくり、政府にも要望を出す意向だと語った。

 徳島ヴォルティスのように、新監督が来日できずに異例のスタートを切ったチームや、重要な役割を期待して“助っ人”選手を獲得したチームもあり、チーム作りにはクラブ間で大きな差が出てきている。

 新シーズンの楽しみの一つでもある新助っ人たちは果たしていつ来日できるのか。Jリーグは2月20日に富士ゼロックス・スーパーカップが、同26日にはJ1リーグが開幕する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部