現地時間2月15日に行なわれたブンデスリーガ第21節で、堂安律と奥川雅也が所属する16位のビーレフェルトは、アウェーで首位のバイエルン・ミュンヘンと対戦。開幕から全試合でスタメン入りを続けている堂安は、右サイドハーフで先発出場、先月末に加入して初めてメンバー入りした奥川はベンチスタートとなった。

 キックオフ時から大雪が降るなか、ビーレフェルトは9分に幸先よく先制点を奪う。ゴール前中央で上手くターンしながらボールを受けたフラプが、振り向きざまに左足を一閃。絶妙なコントロールシュートで相手守護神ノイアーの牙城を崩した。

 以降は、王者に攻め込まれる時間が続く。それでも真っ白に染まるピッチの2度の雪かきによる中断を挟んだなかで集中力は切らさずに、レバンドフスキを中心とした圧倒的攻撃陣をなんとか抑え込む。そして、37分にCKからピーパーがヘッドで叩き込み、アウェーチームは貴重な追加点をゲットした。

 しかし、直後の42分に痛恨のアクシデントに見舞われる。前回対戦時にブンデス初ゴールを挙げていた堂安が負傷。日本代表MFが無念の途中交代となってしまい、ビーレフェルトはやや不安を抱きつつ、前半を2-0でリードして終えた。
 
 迎えた後半、ビーレフェルトは開始直後の48分、24ゴールを決めてブンデスリーガ得点ランキングを独走するレバンドフスキに一瞬の隙をつかれ、1点を返されてしまう。

 しかし、この日のビーレフェルトはここで怯まない。失点から1分後に、左サイドから供給されたグラウンダークロスをゲバウアーが冷静に流し込んで、再びリードを2点とする。

 それでも絶対王者が意地を見せる。リーグ最多の得点数を誇るバイエルンは57分にトリソのゴールで1点差に迫ると、69分にデイビスが同点弾をねじ込んだ。

 地力に勝る相手の猛攻に苦しんだビーレフェルトだが、何とかそれ以上の失点は回避。結局、3-3で、敵地で貴重な勝点1を持ち帰った。なお、注目された奥川に最後まで出番は訪れなかった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】前回対戦時、堂安がバイエルンから奪った鮮烈なブンデス初弾はこちら(5分18秒〜)