FC東京は2月17日、都内の明治神宮にて必勝祈願を実施後、長谷川健太監督のオンライン取材を行なった。

 昨季、FC東京はコロナ禍やアジア・チャンピオンズリーグ参戦などによる過密日程、主軸の相次ぐ負傷離脱などもあり、6位という不本意な結果に終わった。それでもシーズン最終盤には、国内3大タイトルのひとつ、ルヴァンカップを制し、現体制下では初のタイトルを獲得。確かな自信を掴み、勝負の4年目に挑む長谷川監督が決意を示すとともに、優勝へのキーマンを挙げている。

「昨季から大きな選手の入れ替えはないので、チームとして成熟して戦っていかなければいけないが、優勝を狙うだけのメンバーは揃っていると思っている。(キーマンは)あえて言うならディエゴ・オリヴェイラ。昨季終盤に怪我をしてしまったが、やっぱり彼に例年以上に点を獲ってもらわないと、優勝は成し遂げられないと思っている」

 選手の入れ替えは最小限に留まった一方、チームを共に支えてきた長澤徹(現・京都ヘッドコーチ)、安間貴義(現・岐阜監督)両コーチが退団。これには「彼らが同時にいなくなって、だいぶ頼っていたなと改めて思った」と気付きを明かしたうえで、コーチングスタッフに関する自身の見解も示している。
 
「やっぱりヘッドコーチというのは、もちろん参謀だが、基本的には監督を目指しているというか、そこになりうるスタッフだと思う。なので、そこまでやっぱり若いスタッフを育ててあげることも監督のひとつの務め。ガンバ時代は片野坂(知宏、現・大分監督)や實好(礼忠、前・京都監督)だったり、清水時代は田坂(和昭)が今栃木の監督をやっているが、もちろん参考にするかどうかは彼ら次第として、しっかりと監督としてやっていけるよう、しっかりとした方向に導いていくのも自分自身の務めだと思っている」

 そして最後は、「サポーターの力」の大きさを改めて説いている。

「昨季、サポーターの声援が試合を盛り上げる一翼を担っているなと改めて感じた。早い段階で、スタジアムが盛り上がるような状況になってくれれば。もちろん感染状況にもよると思うが、早く平和で平穏な普通の日常が戻ってくることを願っている」

 成熟する選手、スタッフ一丸となり、FC東京は悲願のリーグ制覇を目指す。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【沖縄キャンプPHOTO】FC東京の沖縄キャンプは笑顔満載!!