[ゼロックス杯]川崎3-2G大阪/2月20日/埼玉スタジアム
 
【チーム採点・寸評】
川崎 6.5
低い位置でのパスミスがあるなど万全のパフォーマンスとは言えず。後半に2失点し、同点に追い付かれた点も課題だろう。それでも勝ち切る強さはさすがで、途中出場の小林が決勝弾を決めるなどベンチの層の厚さを改めて実証した。MOMは2ゴールの三笘と迷いながら、短い時間で決勝弾を奪った小林を選出。
 
 
【川崎|採点・寸評】
 GK
1 チョン・ソンリョン 6
前半はピンチらしいピンチはなし。一方で後半は2失点したが、相手の決定機を阻むなど動きは悪くなかった。
 
DF
13 山根視来 6
相手の股を抜いてのドリブル突破などキレのある動き。コンディションの良さを感じさせた。2点目のシーンも果敢なシュートが三笘のゴールを生み出した。ただハンドで同点につながるPKを許す。
 
4 ジェジエウ 6
スピードを活かして背後のスペースをカバー。谷口との連係もスムーズだった。2失点は悔しい。
 
 
5 谷口彰悟 6
らしくないミスもあったが、最後の一線では落ち着いてディフェンス。ラインコントロールも繊細だった。1失点目のシーンは寄せ切れず。
 
47 旗手怜央 6
前半はポジショニングにやや迷いがあったシーンもあったか。それでも周囲と絡んでボールを動かし、特に後半は溌溂とプレー。左SBとして奮闘できるサッカーIQの高さを改めて示す。

MF
6 ジョアン・シミッチ 6(64分OUT)
期待の新助っ人が川崎デビュー。スルーパスあり、ボール奪取ありと、持ち味を発揮。良いスタートを切った。でも、真の力はこんなものじゃない。
 
25 田中 碧 6.5
ウイングが中に絞った場面ではサイドに張り出し、中盤の空いたスペースも埋めるなど、潤滑油として高い働き。チームになくてはならない存在だった。小林の決勝点につながる縦パスも送った。

【スライドショー】三笘が2発!パトリックの同点弾、そして小林が劇的な決勝点!

【映像】マスコット投票!ランキングベスト10
MF
8 脇坂泰斗 6(64分OUT)
足を動かし、ボールも動かす。レシーバー、パサーの両面を務め、攻撃に変化を加えた。
 
FW
41 家長昭博 6.5(83分OUT)
まさに変幻自在。サイド、中央に柔軟に動いてパスの経由地となり、決定的なチャンスも生み出す。後半はやや消えたが、チームの要だった。
 
18 三笘 薫 7(72分OUT)
今季もこの男の年になるのか。シーズン開幕のゲームで2得点。やはり“持っている”。
 
9 レアンドロ・ダミアン 6(72分OUT)
ここまで献身的に守備を行なう助っ人ストライカーも珍しいのでは? ゴールこそ奪えなかったが、周囲を叱咤激励しながらプレスを先導。
 
交代出場
MAN OF THE MATCH
FW
11 小林 悠 7(72分IN)
限られた時間、しかもラストチャンスで決勝弾を決めたのは見事。シュート精度、決定力はさすがである。
 
MF
16 長谷川竜也 6(72分IN)
左サイドを何度も崩しにかかり、ゴールを目指した。クロスを味方に合わせたかったところ。
 
MF
22 橘田健人 6(64分IN)
大卒ルーキーは即戦力との評判通り、的確な“止める蹴る”、視野の広さを見せた。これからが楽しみなタレントだ。
 
MF
3 塚川孝輝 ―(64分IN)(90+1分OUT)
ファウルを取られるシーンもあったが、空中戦の強さなど持ち味をアピールしようとした。ただ脳震盪か、試合終盤に交代。
 
FW
19 遠野大弥 6(83分IN)
試合終盤に投入されてこちらも川崎デビュー。ラストワンプレーで田中から縦パスを呼び込んで、小林へスルーパス。決勝点を演出した。
 
DF
7 車屋紳太郎 ―(90+1分IN)
塚川のアクシデントを受けてピッチへ。急遽の出場にも左SBとして落ち着いてプレーした。
 
監督
鬼木 達 6.5
元日に天皇杯決勝を戦い、コロナの影響もあって十分なオフも取れない状況ではあったが、上手くチームをコントロール。小林、遠野ら交代策も当たった。 
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
G大阪 5.5
攻撃面の強化を図ってきた成果がより表われたのは後半。2点を決めて一時、同点に追いついた。一方で前半は2失点するなどピリッとしない内容。リーグ開幕戦へ向けて90分を通じてのパフォーマンスを向上させたい。

【G大坂|採点・寸評】
GK
1 東口順昭 6
3失点は悔しい結果だろう。ただ、CKから迎えた2本の決定的なシュートを止めるなどファインセーブも。誰よりも声も出していた。

DF
4 藤春廣輝 5.5
裏のスペースを使われる場面もあったが、積極的に攻め上がった。もう少し違いを生みだしたかったところ。

5 三浦弦太 5.5
身体を張って川崎攻撃陣に対応したが、決勝点のシーンは小林に上手く決められた。悔しそうな表情でピッチを叩いた。


 
13 菅沼駿哉 5.5
SBが攻め上がった際のスペースを埋めながら、L・ダミアンともマッチアップ。頑張ったが後手を踏むシーンも。

8 小野瀬康介 5.5
右SBで先発。攻撃時はインナーラップを繰り返すなど、“偽のSB”として攻撃に厚みを加えようとした。裏のスペースを使われたが、チームの1点目につながるクロスも送る。取り組み自体は興味深い。

MF
10 倉田 秋 5.5(90+1分OUT)
井手口、山本らとバランスを取りながら攻撃の糸口を探った。司令塔としては不完全燃焼の印象。

15 井手口陽介 5.5
インサイドハーフとして幅広いエリアに顔を出した。よく動き回ったが、チャンスにも絡みたかったか。


 
MF
21 矢島慎也 6(69分OUT)
右ウイングとして小野瀬らと組みながらチャンスを覗う。前半は守備に追われる時間もあったが、後半にはエリア内で仕掛けられるように。ゴールは素晴らしいシュートだった。

29 山本悠樹 5.5
「段々よくなった。ただ前半は消極的なプレーがあった」との宮本監督の言葉がパフォーマンスを物語っている。後半にはゴールにも絡み、素晴らしいスルーパスもあった。「6」と迷うも……。
 
34 川﨑修平 6
果敢な仕掛けからフィニッシュを狙う。後半にはハンドを誘発させてPKを獲得した。もっとも自陣に押し込まれる時間帯も。

FW
18  パトリック 6
消えている時間も短くなかったが、空中戦の強さを活かして1点目に絡み、PKで一時、同点に追いつくゴールを奪取。結果は残した。

 
交代出場
FW
9 レアンドロ・ペレイラ 5.5(69分IN)
空中戦の強さを示すも、シュート0本。まずは味方とのコンビネーションアップからだろう。

FW
32 チアゴ・アウベス 5.5(69分IN)
出場直後にチャンスを迎えるもシュートを打ち切れず。L・ペレイラとともに周囲との連係を深めたい。

FW
20 一美和成 ―(81分IN)
パトリックに代わってピッチへ。フィニッシュに持ち込みたかったが、なかなかチャンスは訪れなかった。

DF
27 髙尾 瑠 ―(81分IN)
後半アディショナルタイムに右SBに投入される。アピールとはいかなかった。

監督
宮本恒靖 5.5
ハーフタイムでの修正で後半は2ゴール。ただ、またも川崎に勝ち切れず、さらなるチーム強化が求められる。
 

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

【スライドショー】三笘が2発!パトリックの同点弾、そして小林が劇的な決勝点!

【映像】マスコット投票!ランキングベスト10