現地時間2月19日に行なわれたラ・リーガ第24節で、久保建英が所属するヘタフェは、敵地でベティス対戦。84分に与えたPKにより、0−1で敗れ、泥沼の4連敗(6戦勝ちなし)となった。

 3試合連続のベンチスタートとなった久保に出番がやって来たのは81分。ヘタフェ加入後、途中出場となった4試合の中では、最も遅い時間での投入となった。

 1点を追うなか、試合終了間際に2度ほど決定機を作りかけたが、シュートには持ち込めず。結果を残すには、あまりに時間が短すぎた。

 新天地デビューとなったエルチェ戦で2点に絡むなど、移籍後最初の2試合で今季初の連勝に貢献した久保だが、その後はチームの低迷もあり、徐々に存在感が希薄に。不振脱却のため、従来の守備重視の戦術に回帰したチームのなかで、序列が下がってしまった。

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 この状況に保有元のレアル・マドリーも懸念を抱いているようだ。マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「マドリーはクボへの懸念を強める。彼はヘタフェから姿を消した」と題した記事を掲載。「タケフサ・クボはどうなっているのか?」としてこう綴った。

「クボは(本拠地の)コリセウム・アルフォンソ・ペレスで、可能な限り最高のかたちでスタートした。しかし、ホセ・ボルダラ監督はスタメン11人から彼を外し、ゲームの終盤に入るのが役割となっている」

 記事によれば、ヘタフェ加入後すぐに結果を出し、「(ビジャレアルの指揮官であるウナイ・)エメリの影から離れて、再び微笑んでいた」にもかかわらず、ベンチに追いやられている状況を、マドリーは快く思っていないようだ。

「マドリーは、(ビジャレアル時代と同様に)クボに再び起こっていることを理解できていない。クボはヘタフェで最も名のある選手のひとりであり、理由もなくベンチ要員にされていることに懸念が高まっている。ビジャレアルと同じ話題が繰り返されるのか?」

 将来のトップチームの一員になると期待している“日本の至宝”の現状に、マドリーも気が気ではないのかもしれない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部