現地時間2月23日、チャンピオンズ・リーグ(CL)ラウンド・オブ16の第1レグが行なわれ、ラツィオとバイエルン・ミュンヘンがローマで激突した。

 立ち上がり主導権を握ったのは、アウェーの王者バイエルン。9分、ゴール前でムサッキオのバックパスをカットしたレバンドフスキが、幸先よく先制点を奪う。絶対的エースはこれがCL通算72ゴール目となり、元スペイン代表ラウールを抜き、単独3位に浮上した。

 一方、インザーギ監督が主軸としてプレーした1999-2000シーズン以来の決勝トーナメント進出となったラツィオは、序盤こそ守備の時間が続くが、徐々に敵陣深くまで押し込めるようになる。23分にはペナルティエリア左でパスを受けたルイス・アルベルトがシュートを放つが、相手守護神ノイアーに防がれる。

 直後の24分、アウェーチームは貴重な追加点をゲット。ゴレツカからペナルティエリア手前中央でパスを受けたムシアラが絶妙なコントロールシュートでゴールを揺らした。先発抜擢に見事応えた17歳はCL初ゴールで、同大会ではクラブ史上最年少での一撃となった。

 流れを変えたいホームチームは早くも31分に1人目の交代。痛恨のミスを犯したムサッキオに代えルリッチを送り込み、状況の打開を図る。

 ただ、バイエルンの勢いは止まらず、42分には敵陣でボールを奪ったコマンが一気にペナルティエリア内に侵入しシュート。ここはGKレイナに弾かれるも、こぼれたところをザネが難なく押し込んだ。

【動画】17歳ムシアラの鮮烈ゴールはこちら
 前半を3-0でリードして終えると、47分にもラッキーな形で追加点。カウンターからザネが持ち上がり、ペナルティエリア左から左足で上げたクロスが、相手の足に当たりゴールに吸い込まれた。

 防戦一方のラツィオは49分にようやく反撃。L・アルベルトからゴール前でパスを受けたコレアが小気味良いドリブルで相手を翻弄し、ゴールへ流し込んだ。次戦へ望みを繋ぎたいホームチームはここから猛攻を見せるが、追加点を奪えない。

 最後の交代カードでアクパ=アクプロとカタルディを投入した直後の81分には、CKからアチェルビがヘディングシュートを放つも、枠を捉えることはできない。
 
 結局、試合はこのまま終了。終始ペースを握ったバイエルンが4-1で快勝し、ベスト8進出へ大きく前進した。第2レグは3月17日に実施される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部