[J1リーグ開幕節]セレッソ大阪−柏レイソル/2月27日(土)/16:00/ヤンマースタジアム長居

 4度目のレヴィー・クルピ政権となり、始動から開幕まで約1か月にわたって調整してきたC大阪。昨季までのロティーナ体制から一転、より攻撃的なサッカーが掲げられるなか、システムはお馴染みの4−2−3−1がベース。1つの注目ポイントとなる1トップでは、加入2年目を迎える豊川雄太の先発出場が濃厚だ。

 オフにはブルーノ・メンデス、柿谷曜一朗、都倉賢、鈴木孝司が他クラブへ移籍。新加入のアダム・タガートが新規入国制限により来日できていないなか、宮崎キャンプなどで猛アピールしたのが豊川だった。初の対外試合となった徳島ヴォルティス戦で1得点・1アシストをマークすれば、ファジアーノ岡山戦ではハットトリックの活躍。縦関係を組むトップ下の清武弘嗣らとの相性も良く、定位置争いで他の選手を引き離している。ツエーゲン金沢から加入した加藤陸次樹は、豊川との2トップなどでテストされており、試合途中からのオプションとなりそうだ。

 ボランチでは、サガン鳥栖から加入した原川力がキャンプ終盤から徐々に台頭。正確なゲームメイク、そしてセットプレーのキッカーとしての能力に長けており、前体制で絶対的な存在だった藤田直之とポジションを争っている。
 
 一方、開幕を控えて大きな不安要素となっているのがセンターバックだ。

 木本恭生が名古屋グランパスへ、始動直前にはマテイ・ヨニッチが上海申花(中国)へ電撃移籍。代わりとなるチアゴがいまだ来日できず、北海道コンサドーレ札幌から加入した進藤亮佑は古傷の影響で出遅れ、ジェフユナイテッド千葉から加入の鳥海晃司が負傷離脱した。

 キャンプではプロ2年目の西尾隆矢が瀬古歩夢とともにセンターバックを形成したが、クラブは昨季までヴィッセル神戸でプレーしたダンクレーを緊急補強。自主隔離期間を経て、23日から練習に合流しているという。

 開幕戦のスタメンとして、連係を合わせてきた西尾を起用するのか、それとも能力値の高いダンクレーをぶっつけ本番で起用するのか。クルピ監督の判断に委ねられている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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