現地時間2月27日に開催されるラ・リーガ第25節で、久保建英が所属する15位のヘタフェは、ホームに12位のバレンシアを迎える。

 3ポイント差の両軍が相まみえるこの一戦で注目されているのが、久保とイ・ガンインの“日韓の至宝”対決だ。

 ともに2001年生まれで、技巧派のレフティ。前者はバルセロナ、後者はバレンシアのカンテラ(下部組織)で育ったアジア人というバックボーンも通じるものがあり、これまでも何かと比較されてきた。

 この一戦の前にも、スペイン・メディア『El Desmarqu』のバレンシア版が、「王様イ・ガンイン、そうなろうとするクボ」と題して、ふたりの俊英MFの比較記事を掲載している。

 記事は、「彼らが与えたパフォーマンスよりも、これから生み出すことへの期待について語られるふたりのプレーヤー、イ・ガンインとクボの対決により特徴づけられる決闘となる」として、ふたりの現状についてこう綴っている、

「一人目(イ・ガンイン)は、(絶妙のアシストをした前節のセルタ戦で)ベストマッチを終えて、メスタージャで“戴冠”を果たそうとしている。 二人目(クボ)は、ビジャレアルでの不満のレンタルの後、ヘタフェでも難しいスタートを切った。彼は違いを作る選手としてやって来たが、3回しか先発していない(実際は4回)」

【動画】イ・ガンインがセルヒオ・ラモスに見舞った衝撃の3連続キックはこちら
 そして、「アジア最大の有望株」と評したふたりの、ここまでのスタッツを比較している。

●プレー時間
イ・ガンイン:773分
久保:680分

●ゴール数
イ・ガンイン:0点
久保:0点

●アシスト数
イ・ガンイン:4
久保:0

●平均キーパス数(シュートに繋がったパス)
イ・ガンイン:1.1本
久保:1本

●決定機創出数
イ・ガンイン:2回
久保:1回

●平均ドリブル数
イ・ガンイン:1.4回(成功率96%)
久保1.4回(成功率59%)

●敵陣での平均パス本数
イ・ガンイン:12本(成功率77%)
久保:6.4本(成功率69%)

 日本ファンにはショッキングだが、この数字からも、今シーズンのパフォーマンスでは、韓国代表MFが上回っているのは明らかだ。久保がマジョルカでブレイクした一方、イ・ガンインが満足な出場機会を得られなかった昨シーズンとは、立場が入れ替わってしまったような感があるが、日本の至宝はここから巻き返せるか。“日韓対決”に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部