J1リーグは2月27日、各地で1節の8試合を開催。セレッソ大阪、北海道コンサドーレ札幌、サガン鳥栖、ヴィッセル神戸、清水エスパルスが勝利を収め、3試合がドローで終わった。

 リーグ戦で2位(以下順位は全て昨季)、天皇杯で準優勝に終わり、リベンジに燃えるガンバ大阪は敵地で14位の神戸と対戦。スコアレスで推移し、このままドロー決着も頭によぎり始めた79分、鮮やかな一撃で均衡を崩される。山口蛍のセンターサークル付近からのロングパスを受けた古橋亨梧に、絶妙なループシュートでゴールに流し込まれた。その後もゴールを奪えなかったG大阪は0-1で敗戦。ゼロックス・スーパーカップに続き、2021年公式戦2連敗となってしまった。

 4位に入りアジア・チャンピオンズリーグ(プレーオフ)出場権も獲得しているC大阪は、ホームで7位の柏レイソルと激突。35分に柏の上島拓巳が一発レッドで退場し、数的優位となったなか、ゲームを動かしたのは15年ぶりに古巣へ復帰した大久保嘉人だ。42分、松田陸の右サイドからのクロスに対し、ヘディングで合わせてゴール左に突き刺した。これで大きく流れを引き寄せたC大阪は、86分に坂元達裕が追加点。クルピ体制の初陣を快勝で飾った。

 5位の鹿島アントラーズはホームで16位の清水エスパルスとの顔合わせ。長くスコアレスが続いたが76分、ついに先制点を奪う。CKから永戸勝也のクロスにエヴェラウドがヘディングシュート。これはクロスバーに当たって跳ね返るも、こぼれ球を荒木遼太郎が強烈な左足ボレーで叩き込んだ。

 しかしその後はまさかの展開。直後の78分にチアゴ・サンタナに同点ゴールを奪われると、83分に後藤優介、88分にはオウンゴールで立て続けにゴールを許してしまう。鹿島は先制こそしたものの、終わってみれば1-3の逆転負けで開幕戦を落とす結果となった。
 
 昇格組の徳島ヴォルティスは、敵地で11位の大分トリニータと対戦。コロナ禍で未だ来日できていないスペイン人指揮官に代わり、甲本偉嗣ヘッドコーチが指揮を執る緊急事態となったが、37分に幸先よく先制点を奪う。岩尾憲からのスルーパスに反応した岸本武流が左足でゴールネットを揺らした。ただ、追加点を奪えずにいると、59分にこぼれ球に反応した渡邉新太に押し込まれ、同点に追いつかれてしまう。結局、7シーズンぶりのJ1でのゲームは引き分けに終わった。

 思わぬゴールラッシュとなったのは、15位の横浜FCをホームに迎えた12位の北海道コンサドーレ札幌だ。開始2分、駒井善成がファーストシュートで先制点を挙げると、2分後にも金子拓郎がドリブルで持ち上がり左足でゴール。なんと開始4分のうちに、シュート2本で2点を奪う。

 30分にクレーベに押し込まれ1点を返されるも、勢いに乗った札幌は攻撃の手を緩めない。45分にアンデルソン・ロペス、45+4分に金子がこの日2点目となるゴールを決め、流れを完全に引き寄せる。そして後半も攻め続けるなかで、仕上げは77分。ペナルティエリア中央でラストパスを受けたチャナティップがシュートを突き刺した。大量5ゴールで2021年最高のスタートダッシュを切った。

 27日に行なわれたJ1第1節の結果は以下の通り(左がホーム)。

札幌5-1横浜FC
浦和1-1FC東京
広島1-1仙台    
大分1-1徳島
鹿島1-3清水
湘南0-1鳥栖
C大阪2-0柏
神戸1-0G大阪

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

J1リーグ 順位表