[J1リーグ1節]湘南0-1鳥栖/2月27日(土)/レモンガススタジアム平塚

【チーム採点・寸評】
湘南 5.5
前半こそチャンスは多く作れたが、後半は徐々に鳥栖ペースに。パス成功率も高くなく、課題の残る幕開けとなった。

【湘南|採点・寸評】
GK
1 谷 晃生 6
決定的なピンチはそこまで多くなく、失点はPKなだけに責められない。終了間際のCKでは攻め上がって、ボールに絡んだ。

DF
3 石原広教 6.5
高さで負ける山下や林との対峙だったが、粘り強く対応。ロングボールに対しても落下地点にいち早くポジションを取り、崩れることはなかった。

22 大岩一貴 6
クロス対応は的確でビルドアップも危なげなくこなした。流れから得点を許さなかったのは、このベテランの力が大きい。

32 田中 聡 6
優れたポジショニングからのインターセプトで相手の攻撃を分断。奪った後の縦パスも正確だった。
 
MF
6 岡本拓也 6
攻守両面でマッチアップした酒井をやや上回った印象で、サイドから好機を演出。クロスやラストパスの精度が上がればなお良かった。

10 山田直輝 5.5
細かなパス交換や献身的な守備で前半は存在感を放つも、運動量が落ちた後半はトーンダウン。

25 中村 駿 6
視野の広さを拠り所にした正確無比なパスでゲームを構築。ポジショニングも良く、セカンドボールを回収することも多かった。

30 柴田壮介 5.5
ペナルティエリアまで侵入すれば、バランスを見て中盤のスペースを埋めた。もっとも、後半は相手のペースに飲まれ、守備に走らされた。

42 高橋 諒 5.5
スピードのある飯野への対応に手を焼いたのか、シュートシーンに絡んだのはわずか。痛恨のPKも献上してしまった。
 
FW
13 石原直樹 6
巧みなボディフェイントでDFをかわし、攻撃の起点に。前半にあったチャンスは枠に飛ばしたかった。

17 大橋祐紀 6
コンビを組んだ石原直との連係はまずまずで、ふたりだけでゴールまで持って行くシーンも。しかし、3本のシュートは得点にならず。
 
交代出場
DF
4 舘 幸希 ― (81分IN)
3バックの左で出場し、パワーのある豊田や林に冷静に対応。出場時間は短く採点なし。

MF
5 古林将太 ― (81分IN)
サイドからクロスを送るシーンはあったが、味方に合わず。出場時間は短く採点なし。

MF
14 茨田陽生 ― (81分IN)
終盤のロングボールを多用する時間帯に登場しただけに、中盤でのボールタッチはわずか。出場時間は短く採点なし。

FW
37 根本 凌 ― (81分IN)
限られた時間でもシュートシーンを作るなど実力の片鱗は見せた。出場時間は短く採点なし。

MF
18 平松 昇 ― (90分IN)
疲れの見えた柴田に代わって中盤に。出場時間は短く採点なし。

監督
浮嶋 敏 5.5
徐々の劣勢に陥りながら交代カードを切ったのは、失点後の81分から。金監督に比べれば、後手に回った感は否めない。
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
能動的なサッカーの完成度はまだまだの印象も、PKで1点を奪って勝点3を獲得。幸先のいいスタートを切った。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 6.5
足もとの技術は相変わらず高く、円滑なビルドアップで大きく貢献。セービングにも安定感があり、無失点に尽力した。

DF
3 エドゥアルド 6.5
キャプテンとして、ディフェンスラインのリーダーとしてチームを統率。何度かパスミスはあったが、身体を張った激しい守備で存在感は抜群だった。

20 ファン・ソッコ 6
経験豊富なCBは守りはもちろん、果敢な攻め上がりで攻撃に厚みを加えた。CKから惜しいヘディングシュートも。

24 飯野七聖 6
スピードを利してサイドを駆け上がり、決勝点につながるPKを獲得。初めてのJ1の舞台で持ち味を存分に発揮した。

MAN OF THE MATCH
47 中野伸哉 6.5
高校2年生の17歳は1対1の対応もビルドアップも常に冷静。エドゥアルドと迷ったが、金監督の「3バックの中で一番良かったんじゃないか」の言葉も加味してMOMに選出した。
 
MF
10 樋口雄太 6
今季から10番を背負うプレーメーカーは、意表を突いたループパスやセットプレーからチャンスを演出。細かなタッチを駆使したドリブルでもアクセントに。

15 酒井宣福 5.5
屈強な体躯を利して守備に奮闘した一方、攻撃面では判断が遅れるシーンが多かった。効果的なクロスはほとんど見られなかった。

41 松岡大起 6
中央の狭いスペースでのプレーだったため縦パスは限られたが、無尽蔵のスタミナを武器に相手の攻撃の芽を摘み続けた。

44 仙頭啓矢 6
攻撃的な選手ながらインサイドハーフで守備に奔走。ゴール前まで迫るシーンが少なくとも勝点3獲得に大きな働きをした。
 
FW
8 林 大地 6.5
PKを豪快に蹴り込んで決勝点をゲット‼ 他にもポストプレーや粘り強くシュートまで持ち込む力強さで、前線を引っ張った。

9 山下敬大 5
身体を張って起点になろうと奮闘するも、なかなかボールが収まらず。シュートをまで持ち込むシーンもなかった。
 
交代出場
FW
19 石井快征 5.5 (63分IN)
5バック気味に守られていた状況で持ち前の技術の高さは発揮できず。前線からの献身的な守備では奮闘していたが……。

DF
30 田代雅也 ― (81分IN)
相手のパワープレーに対抗する人材として先制後に出場し、ファーストプレーのヘディングも問題なし。出場時間は短く採点なし。

MF
4 島川俊郎 ― (89分IN)
疲れの見えた仙頭に代わって出番を得ると、アンカーで守備に奮闘。出場時間は短く採点なし。

FW
11 豊田陽平 ― (89分IN)
終盤に登場し、相手のセットプレーを跳ね返すなどヘディングの強さは相変わらず。出場時間は短く採点なし。

監督
金 明輝 6.5
周囲の予想を裏切る3−5−2システムを勝利につなげ、高さのある田代や豊田を投入し、逃げ切り策も用意周到だった。

取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。