昨年10月にスペイン2部サラゴサとの契約を解除して以降、無所属の状態が続いていた香川真司は、先月27日にギリシャ1部の強豪PAOKと2022年夏までの契約を結んだ。

 ドルトムントやマンチェスター・ユナイテッドでリーグタイトルも獲得した実績十分の日本人MFの加入に、「(元ブルガリア代表の)ベルバトフ以来の大物」と現地のメディアやファンも沸いたが、まだその実力を発揮しきれていない。

 ここまでリーグ戦で3試合、カップ戦で2試合に出場しているが、スタメンはゼロ。5試合でわずか101分しかプレーしていないのだ。

 実戦から遠ざかっていた影響もあるのだろうが、動き自体は悪くはない。現地メディア『Sportime』が2月26日に伝えたところによれば、パブロ・ガルシア監督のアシストコーチを務めるミロスラフ・シュナウズナーは、香川の状態について「日に日に良くなっている」と答えている。

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 だが、27日に開催されるアステラス戦(ギリシャ・リーグ第24節)で先発するかについては、「まだわからない、これは秘密だ。誰がスタメンになるかは言わない」と言及を避けた。

「良くなっている」というのは、裏返せば、まだ本来の状態ではないとも考えられる。2列目の熾烈なポジション争いがあるとはいえ、万全であれば、香川がベンチに甘んじることはないだろう。

 果たして、アステラス戦で初スタメンを飾るのか。指揮官の采配に注目が集まっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部