[J1リーグ1節]札幌5−1横浜FC/2月27日(土)/14:00/札幌ドーム

【チーム採点・寸評】
札幌 7
開始直後に2点を奪い、そこで試合の主導権を得ることに成功。前半から攻守両面で完全に横浜FCを上回っていた。隙を見せて一時は1点差に迫られたものの、そこから崩れることなく加点。9年ぶりとなるホーム開幕戦で見事なパフォーマンスを見せて大勝した。

【札幌|採点・寸評】
GK
1 菅野孝憲 6.5
ピンチもあまり多くなく、うまくDF陣と連携を取りながら安定感のある守備を披露。ビルドアップのところも落ち着いていた。

DF
2 田中駿汰 6.5
背後を狙われているようにも見えたが、大きく慌てることなくしっかりと対応。空中戦でも強さを発揮していた。

20 キム・ミンテ 6.5
失点シーンは少しプレー強度が足りなかったが、試合全体を見通せば問題なく相手FWとのマッチアップを制していた。

5 福森晃斗 6.5
サイドに張り出した場面でバリエーション豊富な左足のキックから攻撃の起点を担っていた。
 
MF
MAN OF THE MATCH
9 金子拓郎 7
要所と言える場面でしっかりと得点を奪い、勝負強さを見せた。積極的なプレーが奏功していた。相手の同サイドを押し込んだ。

10 宮澤裕樹 6.5
下がりすぎにも思えたが、最終ラインをしっかりとフォローし、チーム全体に安定感をもたらしていた。

14 駒井善成 7(82分OUT)
周囲とのバランスを取りながらも、ここぞの場面では思い切った動きで相手守備を揺さぶってみせた。得点も思い切りのよさから。

7 ルーカス・フェルナンデス 6.5(70分OUT)
鋭い動き出しと、予測の良さを見せていた。シンプルなプレーでパスワークに関与し、相手の守備網を広げた。
 
MF
18 チャナティップ 6.5(82分OUT)
高いキープ力とセカンドボールへの予測のよさが発揮され、カウンター時に相手の脅威となり、終盤には冷静に得点を決めた。

35 小柏 剛 6.5(82分OUT)
得点こそギリギリのところで奪えなかったものの、鋭いドリブルで攻撃を活性化させていた。A・ロペスへのお膳立ても見事。

FW
11 アンデルソン・ロペス 6.5(86分OUT)
前半のうちに奪った3点目が大きかった。ゴールへと突き進む迫力もあり、相手守備を押し下げていた。
 
交代出場
MF
4 菅 大輝 6(70分IN)
積極的にボールを呼び込む動き出しをして、相手の注意を引き付けることでインサイドにうまくスペースを作り出した。

MF
6 高嶺朋樹 ―(82分IN)
最終ラインのフォローもしながら、周囲の選手が前に出て行きやすいリスク管理をしていたように見受けられた。

MF
8 深井一希 ―(82分IN)
プレー時間はあまり長くなかったものの、積極的に攻守に関与していく姿勢は強く見せていた。

FW
33 ドウグラス・オリベイラ ―(82分IN)
短い時間ではあったが、積極的にボールを追いかけ回し、チームに活力を与えていた。

MF 
44 小野伸二 ―(86分IN)
登場時にはスタジアムのファンから大喝采が。プレーでも、最終ラインの背後を狙えるこの選手は相手にとっては嫌だったはず。

監督
ペトロヴィッチ 7
トラブルから4日前にチームに合流するものの、就任4年目にして初の開幕戦勝利。それも内容、結果ともに相手を圧倒し、幸先のよい勝利を掴んだ。
  
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。 
 
【チーム採点・寸評】
横浜FC 4.5
立ち上がりにいとも簡単に2点を献上してしまい、開幕早々から苦しい戦いをすることとなってしまった。一時は1点差に追い上げたが、前半終了間際に再び突き放され、いいところなく敗れた。札幌のハイプレスを回避する戦略だったようだが、うまく作用しなかった。
 
【横浜FC|採点・寸評】
GK
44 六反勇治 5.5
意図的にプレーを遅らせてリズムを整えようとするなど、持ち前のゲームコントロール力を発揮していたが、実らなかった。

DF
23 前嶋洋太 5.5(83分OUT)
相手に主導権を掌握された展開のなかでは、なかなか積極的に攻めあがることができなかった。

5 田代真一 5
身体を張ったプレーを見せてはいたものの、押し下げられたラインを戻せず、コンパクトさを維持できなかった。
 
3 袴田裕太郎 5
CBでスタートし、後半はSBに。効果的なパス配給ができず起点を作れなかった。周囲ともなかなかうまく連動できず、サイドの守備も後手に回った。

24  高木友也 4.5(HT OUT)
前半から自身のサイドを狙われ、相手に先手を取られる局面が多く、ピンチを招いてしまっていた。一矢報いるアシストをしたが、前半のみで退いた。

MF
8 齋藤功佑 5.5(59分OUT)
サイドで数的優位を作りたかったが、全体が間延びする場面が多く、いい形で敵陣に攻め入ることができず。

10 中村俊輔 5(HT OUT)
中盤の底でボールを受けてはシンプルにさばいていたが、横や後方へのパスが多く、相手の脅威にはなりきれなかった。
 
MF
13 小川慶治朗 5
周囲とのコンビネーションがまだまだで、同じく新加入の2トップへのフォローも不十分だった。

15 安永玲央 5
セカンドボールへの予測が遅れたり、相手のカウンターに対して迅速なケアを見せることができなかった。 

FW
9 クレーべ 5
移籍後初ゴールを記録。後方からのパスが足下に入る場面もそれなりにあったが、足下で受けるのか、背後で欲しいのか、意思の疎通が足りていなかった。

39 渡邉千真 5(59分OUT)
チームとして敵陣で手厚く攻めることができていなかったため、この選手が持つゴール前でのクオリティをまったく発揮できなかった。
 
交代出場
DF
19 伊野波雅彦 6(HT IN)
CBに入ったことで後半からは守備強度とラインの押し上げが多少は持ち直していたように感じる。

MF
6 瀬古 樹 5.5(HT IN)
後半から出場し、意欲的にボールを散らそうとしていた。ただし、点差がついた状態だったため、なかなか勢いが生まれず。

FW
16 伊藤 翔 5(59分IN)
渡邊に代わって出場も、周囲との連動性をなかなか出すことができず、流れを変えられなかった。

MF
37 松尾佑介 5(59分IN)
積極的な仕掛けから試合の状況に変化をつけたかったが、相手のほうが出足がよく、思うようには進まなかった。

MF
30 手塚康平 −(83分IN)
パスの出どころを増やして光明を見出そうとする起用だったのだろうが、うまく試合の流れに入り込めなかった。

監督
下平隆宏 4.5
札幌の特徴を消そうという狙いを持って挑んだが、結果としては逆に相手に主導権を与える展開にしてしまった。
   
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

構成●サッカーダイジェスト編集部