ブンデスリーガのシュツットガルトに所属する遠藤航は、現地時間2月27日に行なわれたシャルケ戦で、23試合連続先発で出場。前半だけで2ゴールを奪う活躍に加え、後半にはアシストも2つマークするなど、獅子奮迅の働きぶりで5-1の勝利に貢献した。

 この活躍によって、日本人MFはドイツの老舗サッカー専門誌『kicker』が選出する今節のベストイレブンに選出された。遠藤のほかには、ケルン戦で2ゴールを叩き込んだバイエルンのロベルト・レバンドフスキ、ビーレフェルト戦で1得点を挙げたジェイドン・サンチョらが名を連ねた。GKにはPKストップでチームを救った遠藤の同僚、グレゴル・コーベルがピックアップされている。

 そして、『kicker』が毎節ごとにひとりだけ選ぶ最優秀選手(MVP)にも、世界的なビッグネームを抑えて、遠藤が輝いたのだ。
 
 選出の理由を、ゲオルク・モイシディス記者はこのように綴っている。

「センターバックであれ、フルバックであれ、6番であれ、これらのポジションの選手がニュースのヘッドラインに載ることはめったにない。彼らは光り輝く鎧ではなく、アタッカーたちの背後で、法と秩序を保つために、鎖帷子を着て立っている。ワタル・エンドウはその代表格だ。

 ボールの扱い、テクニックに優れ、信頼を勝ち取り、チームの戦術に貢献している。その彼に匹敵する存在はない。シャルケ戦ではいつもの安定した守備に、ストライカーではない彼が2ゴール・2アシストを加えた。もちろん、同僚コーベルの強力なバックアップも特筆すべきだった」

 シュツットガルトは次節、アウェーで長谷部誠、鎌田大地を擁するフランクフルトと対戦する。日本代表のボランチとして長く活躍したベテラン戦士、そしてベルギー時代の同僚との対決で、背番号「3」はどんなプレーを見せるのか。現地メディアも熱い視線を注いでいる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部