プレミアリーグのサウサンプトンを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督が、3月に入ってからは先発を外れるなど、チームで存在感を示すことができていない南野拓実について言及している。

 15日付けの現地紙『Hampshire Live』の取材に応じたハーゼンヒュットル監督は、現地時間14日に行なわれたブライトン戦で、2試合ぶりに先発しながらも65分に交代した南野について「彼にとっては難しい状況なんだ」と語った。

「チームがベストな状態ではないから、というのがその理由だ。彼は常にボールを保持したときに高いクオリティを見せているが、この試合では大きなインパクトを残せなかった。だから、彼に交代を命じ、フレッシュな選手を起用するに至った」
 
 また、3月末には代表ウィークが控えているが、サウサンプトンは選手の代表招集を見送ると現地で報じられている。南野も日本代表に参加するのかという点について、ハーゼンヒュットル監督は「状況を見極める必要がある」とコメントしている。

「彼がここにいることをうれしく思っている。これまでに2つの重要なゴールを決めてくれたので、これからも何度か決めてくれることを願う」

 同チームは3月20日にFAカップ準々決勝のボーンマス戦を控えている。しかし、南野はリバプールで同コンペティションに参加していたため、出場は不可能。その次のリーグ戦は4月4日バーンリー戦となる。

 イングランドでは新型コロナウイルスの感染拡大に伴うロックダウンを、3月8日から段階的に緩和している最中だ。日本からイングランドへの入国後は少なくとも10日間の隔離措置と2度のPCR検査が必要になるため(3月15日時点)、特例措置などが認められない場合、チームにとってはなかなか難しい選択となりそうだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部