現地時間4月3日に開催されたラ・リーガ第29節で、久保建英が所属する14位のヘタフェは、敵地で13位のオサスナと対戦し、スコアレスドローに終わった。

 7試合ぶりに先発出場した前節のエルチェ戦でアシストをした久保のスタメン入りを予想する現地メディアもあったが、U-24代表の一員として日本でアルゼンチンとの2試合を戦って戻ってきたこともあり、ベンチスタートとなった。

 だが、試合が始まってすぐ、代表ウィーク明けでなくても、久保がスタメンに名を連ねる可能性が低くかっただろうと悟った。ピッチで繰り広げられたのは、激しい肉弾戦だったからだ。蹴り合いの応酬が続き、両軍ともチャンスらしいチャンスをほとんど作り出すことができないままゲームは進んだ。

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 引き分けを良しとしたヘタフェのホセ・ボルダラス監督が、最初の交代カードで久保をピッチに送り出したのは81分になってから。だが、投入後もボールは空中を飛び交うばかりで、なんとタッチ数は衝撃の「0回」に終わった。

 そもそもボルダラス監督が、カルレス・アレニャとともに冬の移籍市場で久保を補強したのは「攻撃で違いを作れる」能力を期待したからだ。実際、短いプレー時間であっても久保のテクニックや創造性からチャンスを作りだしたシーンは何度もあった。

 ただ、ボールが回ってこなければ話にならない。肉弾戦に投じるためにこの19歳をレンタルしたのではないはずだ。

 いったい何のために久保を獲得したのか。U-24代表で2アシストをして、気分よくマドリードに戻ってきたであろう久保に待ち受けていたのは、悲しい現実だった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部
 
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