4月10日に行なわれたラ・リーガ第30節で、久保建英が所属する15位のヘタフェは、2ポイント差で13位のカディスとホームで対戦。64分にダビド・ティモールが献上したオウンゴールによって、0−1で敗れた。

 物議を醸しているのが、ホセ・ボルダラス監督の采配だ。2試合ぶりに先発で起用した久保を後半早々の51分に下げたのだ。

 まだ0−0の状況で、しかも極度の得点力不足に悩んでいるヘタフェにとって、久保のキープ力とドリブルによる打開力は必要だったはず。実際、ヘタフェが奪った最後のゴール(28節・エルチェ戦の28分)をアシストしたのはこの19歳で、この日も8分のドリブル突破など、何度か相手の脅威となるプレーをみせていた。

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 結局、久保に代えてFWのアンヘル・ロドリゲスを投入し、4−2−3−1から4−4−2にシステムチェンジをした策は実らず。完封負けを喫したことで、選手起用に疑問の声もあがるなか、ボルダラス監督が久保を下げた理由について明かした。

 スペイン紙『AS』によれば、試合後の会見で、指揮官は次のように語ったという。

「前線の存在感が欠けていたので、戦術的な変更をした。マタは孤立していて、サポート役が必要だった。我々はチャンスを作り出した。タケは非常に良いプレーをし、チームを助けようとしていた」

 良いプレーをしていたのであれば、もう少し時間を与えてほしかったが……。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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