[J1リーグ9節] 神戸1−1清水/4月11日(日)/ノエビアスタジアム神戸

【チーム採点・寸評】
神戸 6
試合を通して相手のペースで進んだ。攻撃の形が作れずに前半はシュート0本。74分には先制点を許した。88分の古橋のゴールで引き分けたものの、課題が残る一戦に。

【神戸|採点・寸評】
GK
1 前川黛也 6
6分に井上との連系ミスで鈴木唯に決定機を作られた場面は次に改善したい。エウシーニョの先制点は相手を褒めるべきだ。

DF
23 山川哲史 6(82分OUT)
前半は中村を潰し切れず、起点を作られた印象。もう少しクロスの本数は欲しかったが、後半は強度を上げて相手を押し込んだ。

17 菊池流帆 6
31分に山口への横パスを中山に奪われてピンチに。だが、T・サンタナと互角のバトルを繰り広げるなど、貢献度は高かった。

3 小林友希 6
攻撃ではビルドアップ時に効果的な縦パスが少なかった。ただ守備では対人やカバーリングで存在感を放った。

24 酒井高徳 6
中山に手を焼きながらも最後は止めるあたりはさすが。64分と68分には立て続けの鋭いクロスでチャンスを作った。
 
MF
5 山口 蛍 6
全体的にはゲームを支配できず、上手くパスを受けられなかった。ただ25分の古橋への鋭い縦パスは効果的だった。

20 井上潮音 5.5
7分、前川へのバックパスが弱く、それを鈴木唯に狙われて決定機を作られた。相手に良さを消されていた印象だ。

31 中坂勇哉 6(60分OUT)
攻撃ではキープ力を活かしたが、決定的な仕事はできなかった。それでも、奥井へのタイトな守備は効果的だった。
 
MF
11 古橋亨梧 7
4試合連続ゴールで勝点1奪取に貢献。それを評価して清水のエウシーニョと同じ採点だが、総合評価でMOMはエウシーニョに。

FW
7 郷家友太 6.5
ボランチで先発し、途中からFWに。中村とT・サンタナのプレスに苦しんだ印象。ただ権田の好セーブに阻まれたものの、終了間近のヘディングシュートは見事だった。

9 藤本憲明 5.5(60分OUT)
25分にはエリア内で倒されたがPKは得られず。裏抜けを何度も仕掛けたが、なかなかパスが出てこなかった。
 
交代出場
MF
37 増山朝陽 5.5(60分IN)
中坂と交代し、そのまま右SHへ。古橋へのボックス内での落としなどで攻撃に変化を与えたが、目立った活躍はできず。

DF
19 初瀬 亮 6.5(60分IN)
藤本と交代し、左SHへ。積極的なクロスでリズムを作ると、87分には古橋の同点弾を演出。役割を果たした。

DF
26 櫻内 渚 ―(82分IN)
山川と交代で右SBへ。古橋の同点ゴールをたどれば、この男のクロスが起点だった。出場時間が短く評価はなし。

監督
三浦淳寛 6
S・サンペールの急遽リタイアなど難しい戦いを強いられた。そのなかで勝点1を得ることができたのは監督の手腕か。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
清水 6
神戸を押し込み、エウシーニョのボレーで先制に成功。内容では限りなく勝点3に近かったが、これを勝ち切れないのが今の清水か。前半の鈴木唯の決定機が悔やまれる。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 6
75分に中山への素早いパスから先制点を導き出した。終了間際には郷家のヘディングシュートを阻止。勝点1の功労者だ。

DF
4 原 輝綺 6(90+1分OUT)
CBで先発。古橋や藤本を上手く抑えた。そのうえで、しっかりと後方からビルドアップしリズムを作った。

50 鈴木義宜 6
全体的には神戸の2トップを抑えたが、郷家にはある程度やられた印象。ただ25分の場面では、藤本のエリア内侵入に上手く対処した。

MAN OF THE MATCH
18 エウシーニョ 7
守備では井上や中坂に仕事をさせず。74分にはカウンターから先制点を挙げた。攻守両面での存在感を評価し、MOMに選んだ。

21 奥井 諒 6(88分OUT)
古巣対決とあってか気持ちの入ったプレーを続けた。中坂から厳しいマークを受けながらも積極的に攻撃参加。持ち味を存分に出した。
 
MF
11 中山克広 6.5
31分、菊池から山口への横パスを奪って決定機を演出。75分には自身のドリブルからのカウンターで先制点を生んだ。

17 河井陽介 6.5(75分OUT)
山口、井上への厳しいプレスで神戸に攻撃の形を作らせず。53分にはエウシーニョへ鋭い縦パスを出すなど、攻撃面でも光った。

13 宮本航汰 6.5
守備では絶妙なカバーリングで古橋や酒井に対応。攻撃でもテンポの良いパスワークでポゼッション率を高めた。
 
MF
20 中村慶太 6(75分OUT)
高いキープ力を活かし、左サイドで起点を作った。15分の鋭いサイドチェンジ、57分のカットインシュートなど見せ場もあった。

FW
23 鈴木唯人 6.5(75分OUT)
ボランチ脇に降りてつなぎ役となり、頻繁に相手DFの背後へも抜け出した。7分の決定機を外した以外は上々のパフォーマンスだった。

9 チアゴ・サンタナ 6.5
ポストに直撃した44分の直接FKは惜しかった。75分には絶妙クロスでエウシーニョの先制点をアシスト。勝利に大きく貢献した。
 
交代出場
MF
30 金子翔太  5.5(75分IN)
中村と交代でそのまま左SHへ。82分にはフリーでミドルシュートを放つも大きく外した。守備でもう少し相手に圧力をかけたかった。

FW
14 後藤優介 5.5(75分IN)
鈴木唯と交代し、そのままトップへ。1−0の場面で上手く時間を使いたかったが、思うようにキープができなかった。

MF
6 竹内 涼 5.5(75分IN)
83分に高い位置で井上を潰すなど、守備のプレス強度を高めた。だが、失点シーンでは古橋に振り切られた。

DF
5 ヴァウド ―(88分IN)
古橋に同点ゴールを決められた直後に奥井と交代。CBに入り、神戸の猛攻を凌ぎ切った。出場時間が短く評価はなし。

DF
29 福森直也 ―(90+1分IN)
左SBに移動した原が負傷したため急遽ピッチに入り、増山や櫻内の攻めに耐えた。出場時間が短く評価はなし。

監督
ロティーナ 6
前半、神戸のシュートを0本に抑えるなど、知将ぶりを発揮。試合内容を考えても勝点3が妥当だったが…。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●白井邦彦(フリーライター)