地元メディアは鈴木優磨のステップアップを確信しているようだ。

 鹿島アントラーズからシント=トロイデン(STVV)に加入し、2年目の今シーズンを送っている鈴木は、抜群の得点感覚を存分に発揮してゴールを量産。ここまでリーグ4位の17得点を挙げ、パルチザンの浅野拓磨(18得点)と、欧州主要1部リーグにおける日本人のシーズン最多得点記録を巡り、熾烈な争いを繰り広げてもいる。

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 現地時間4月18日に行なわれるレギュラーシーズンの最終節を前に、そんなサムライ戦士の今後の去就について報じたのが、現地メディア『Voetbalbelgie』だ。「ユウマ・スズキはアンデルレヒト戦がベルギーで最後の試合になる」と題し、クラブの財政状況も交え、動向を詳しく伝えている。

「STVVの経営陣は、この夏の移籍市場で何かを起こす必要があるとすでに明かしている。当然、獲得だけではない。多くのプロクラブと同様に、財政を維持するために、有益性のある売却をする必要がある。コロナによる危機で、その必要性はさらに高まっているのだ。そんななか、スズキは移籍に協力したいと思っている。
 
 今月26日に25本のロウソクを吹き消す日本人ストライカーは、今シーズンに17ゴール・4アシストを記録し、スポットライトを浴びるような活躍を見せた。そして(ベルギー紙)『Het Belang van Limburg』に対し、『スペインのラ・リーガのように冒険をしている気分になれない』と語り、ステップアップの準備ができているころをほのめかしたのだ」

 そのうえで、クラブOBで、現在は欧州4リーグで躍動しているサムライ戦士の名を挙げ、同様にトップリーグからのオファーを匂わせている。

「英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語のクラブがスタイエン(STVVの本拠地)のドアをノックすることができる。これでスズキはSTVV経由でステップアップしたタケヒロ・トミヤス(ボローニャ)、ダイチ・カマダ(フランクフルト)、ワタル・エンドウ(シュトゥットガルト)に次ぐ日本人選手となる」

 具体的なクラブ名は明かされていないが、昨夏の市場でも300万ユーロ(約3億7500万円)でオファーがあったという鈴木。ステップアップが実現した際には、移籍金にも注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部