現地時間4月17日、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の決勝、アスレティック・ビルバオ対バルセロナがエスタディオ・オリンピコ・セビージャで開催された。

 今年1月に行なわれたスーペル・コパ決勝の再戦(ビルバオが3−2で勝利)となったこのカードは、バルサにとってはその試合の、ビルバオにとっては2週間前に宿敵レアル・ソシエダに敗れた昨シーズンのファイナル(コロナ禍の影響で1年延期して開催)のリベンジマッチとなった。

 試合は、予想通り序盤からバルサが主導権を握る展開となり、開始5分にはブスケッツのパスに反応して飛び出したメッシが落とし、デヨングが右足で狙うも、シュートはポストに阻まれる。

 その後も圧倒的にボールを保持するも、リトリートしてブロックを作るビルバオの堅牢を崩せない。

 スコアレスで突入した後半開始早々の48分にも、メッシがドリブルで敵を引き付け、デストへスルーパス。グラウンダーのクロスにグリエーズマンが合わせるも、GKウナイ・シモンの好セーブに防がれる。その5分後にも、敵のクリアミスからブスケッツにビッグチャンスが訪れるも、これもU・シモンに阻まれた。

 ついに均衡を破ったのは60分だった。メッシのパスを受けたデヨングが右サイドから送り込んだクロスに、グリエーズマンが左足で合わせて先制点を奪取。さらに63分にも、ジョルディ・アルバのクロスを、飛び込んできたデヨングがヘッドでねじ込み、あっという間にリードを広げる。

 その後もバルサの猛攻は続き、68分にデヨングとのパス交換からエリア内に侵入したメッシが、敵に囲まれながらも左足の狙い澄ましたシュートでネットを揺らして3点目を奪取。さらに72分にも、ジョルディのマイナスのクロスにメッシが合わせる十八番の形でダメを押した。

【動画】メッシが決めた圧巻の3点目はこちら

 結局、大量4ゴールを奪ったバルサが4−0で勝利し、17-18シーズン以来3年ぶり、史上最多の31回目の戴冠。クーマン監督政権での初タイトルを獲得した。

 一方、ビルバオは2週間で2度もファイナルで涙をのむ結果となった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部