現地時間4月25日、ベルギー・カップの決勝が行なわれ、伊東純也が所属するヘンクとスタンダール・リエージュが対戦した。

 リーグ戦を欠場していた伊東はこの試合で先発復帰。2列目右サイドに陣取り、前半から積極的にチャンスに絡んだ。

 試合は前半はスコアレスで折り返し、後半開始早々に試合が動く。

 48分、中盤からドリブルで持ち上がったトルストベットが相手の守備網にかかり、一度ボールをロスト。しかし諦めずに取り返してマイボールにすると、間を開けずに左に開いていたボンゴンダにパス。ボンゴンダは、エリア左側から前線に飛び出した背番号7にダイレクトでパスを通す。

 それを伊東は走り込みながら左足ワンタッチでコントロールすると、DF、GKが寄って来る様子を冷静に見極めながら右足を振り抜く。ボールはGKの脇をすり抜け、ゴール右隅に吸い込まれた。

 貴重な先制点を得たヘンクは、その後はなかなか追加点をあげることができなかった。しかし80分、CFオヌアチュが落としたボールにボンゴンダが反応。今度は背番号10が冷静にシュートを流し込み、2点目を奪うことに成功する。

 84分にS・リエージュのムレカに得点を許して1点差に詰め寄られるが、90+1分にシサコがラフプレーで一発退場。数的有利になったヘンクが最後まで主導権を握り続け、2-1で勝利を収めた。

 ヘンクは12-13シーズン以来、史上5回目のベルギー・カップ覇者となった。伊東は先制ゴール、そしてフル出場で勝利の立役者のひとりとなっている。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部