[J1リーグ11節]清水1−1湘南/4月25日(日)/IAIスタジアム日本平

【チーム採点・寸評】
清水 6
良くなってきた流れを継続し、これまでよりチャンスを増やしたのは好材料。決定機もほぼ作らせなかったが、神戸戦と同じ魔の88分に失点してホーム初勝利を逃した。2点目を決めきれなかったことが最大の課題に。

【清水|採点・寸評】
GK
37 権田修一 6
高い位置をとってビルドアップに参加しつつ、守備での対応も安定。1失点はGKの責任ではなかった。

DF
MAN OF THE MATCH
18 エウシーニョ 6.5
いつも通り守備を無難にこなしつつビルドアップで大きな役割を果たした。チャンスにつながる好パスを連発し、サンタナの先制点をアシストするなど出色のパフォーマンス。

50 鈴木義宜 6
ラインを整えてエウシーニョの裏をカバーしながら危なげない守備を続けたが、クロス対応では堅実さを少し欠いた印象。
 
2 立田悠悟 5.5
積極的にラインコントロールの声を出し、1対1の対応もセーフティにこなした。ただ、フィードの面では持ち味を出し切れず、失点シーンではウェリントンに付ききれなかった。

21 奥井 諒 6
彼らしい精力的な動きを続けながら攻守にそつのないプレーを継続。ゴールを狙えるシーンもあったが、攻撃で決定的な仕事はできず。

MF
17 河井陽介 6(90+2分OUT)
攻撃のつなぎ役として安定したプレーを続け、エウシーニョや中山の良さを引き出した。守備のポジショニングも的確だった。

13 宮本航汰 6
パスミスやボールロストもあったが、カウンターのリスクマネジメントやカバーなど陰の働きが光った。中山への惜しいラストパスも供給。
 
MF
11 中山克広 6
縦への抜け出しも中に入って行くプレーも効果的で、後半は決定機につながるパスを連発。だが49分のシュートを決めきれなかったのは残念だった。

16 西澤健太 5.5(59分OUT)
攻撃が右サイド主体だった中、積極的に中に入って崩しに絡んだ。ただ、シュートは決めきれず、セットプレーのキックでも高さの優位を生かせなかった。

FW
23 鈴木唯人 6(85分OUT)
前線からの精力的な守備を続けながら、サンタナと連携して鮮やかな中央突破を披露。惜しいシュートもあって次につながる内容だったが、決めきれなかったことが無念。

9 チアゴ・サンタナ 6.5(90+2分OUT)
序盤は湘南の激しい守備に苦戦したが、徐々に攻撃の起点になり、待望のホーム初ゴールをゲット。ただ、74分の2点目の決定機を決めきれなかったのは残念。
 
交代出場
MF
20 中村慶太 6.5(59分IN)
入って早々得点に絡んでリズムをつかみ、その後も好プレーを連発。ボールキープもパスも冴えてカウンターの起点にもなった。

FW
27 指宿洋史 ―(85分IN)
リーグ戦初出場でサンタナとのツインタワーを組んだが、うまく連携できずチャンスは生み出せなかった。

MF
6 竹内 涼 ―(90+2分IN)
プレー時間がわずかで採点はなし。評価できるほどにゲームに絡めなかった。

FW
14 後藤優介 ―(90+2分IN)
プレー時間がわずかで採点はなし。持ち前のアタッキング性能は発揮できず。

監督
ロティーナ 6
チームとしての戦い方を着実に改善して、高パフォーマンスにつなげたが、終盤の疲れが出てきた中で効果的な交代カードを切れなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
湘南 6
清水のビルドアップを狙い通りに止められず、主導権を握られる時間が多くなった。だがゴール前では粘り強く対応して1失点にとどめ、ウェリントンのゴラッソで貴重な勝点1を持ち帰った。

【動画】ウェリントンのゴラッソが炸裂!清水対湘南のハイライトをチェック!

【湘南|採点・寸評】
GK
1 谷 晃生 6.5
ハイボールに飛び出す判断が非常に冴えてキャッチも安定し、ディフェンスラインの高さの不利をカバーした働きは大きい。ビルドアップにも貢献し、1失点はしたものの危ないシュートもきっちり止めた。

DF
4 舘 幸希 6
失点シーンではサンタナに寄せきれなかったが、前に強い守備を見せ、攻撃参加でも持ち味を発揮した。

3 石原広教 6.5
球際の強さを見せて、前へのチャレンジも好判断。74分の大ピンチでのゴールカバー、シュートブロックはビッグプレーだった。

8 大野和成 6
積極的に前にチャレンジするタイトで激しいディフェンスを続け、サンタナとのバトルも見ごたえ十分だった。
 
MF
6 岡本拓也 6
守備ではあまり突破を許さず、ゴール前にも入っていくプレーやクロスでも持ち味を発揮。ただ、強い印象を残すプレーは見せられなかった。

32 田中 聡 5.5(HT OUT)
ミスもあったが、危ない場面を救うプレーも見せた。だが流れを変えるために前半のみで交代。

5 古林将太 6(77分OUT)
清水の攻撃が右サイド主体だった中で、中山やエウシーニョに粘り強く対応。危険な匂いのするクロスも見せた。
 
MF
20 名古新太郎 5.5(85分OUT)
守備で献身的なプレーを続け、うまく奥井と入れ替わるプレーも見せたが、チャンスを作る仕事という面では物足りなかった。

10 山田直輝 6.5
ボールキープや配球という面で役割をきっちり果たし、プレスバックでボールを奪うシーンも目立っていた。

FW
13 石原直樹 ―(16分OUT)
前線で起点になるシーンを何度か見せたが、右太ももを痛めて早い時間に交代。実際のプレー時間は15分に満たず採点はなし。

17 大橋祐紀 6(77分OUT)
前からの守備やプレスバックが非常に精力的で、ボールを奪う場面も目立った。攻撃でもチャンスをうかがいながら献身的に動き続けた。
 
交代出場
FW
33 町野修斗 6(16分IN)
急な出番ながらうまく試合に入って、前線で身体を張りながら攻守に奮闘。クロスへの飛び込みでも相手に恐さを与えた。

MF
25 中村 駿 6(HT IN)
先制されてチーム全体が攻勢に出てからは、前方向への好パスが増えて存在感を発揮。セットプレーでも良いキックを供給した。

DF
19 毛利駿也 6.5(77分IN)
リーグ戦初出場ながら非常に質の高い左足クロスでウェリントンの同点ゴールをアシスト。勝点1に大きく貢献した。

FW
9 ウェリントン 6.5(77分IN)
身体はまだ重そうだったが、同点ゴールのヘディングシュートは圧巻の強さ。湘南復帰後の初出場でいきなり救世主的な働きを見せつけた。

MF
14 茨田陽生 ―(85分IN)
得点につながるサイドチェンジのパスを見せたが、その他は出場時間が短く評価要素なし。

監督
浮嶋 敏 6
試合展開はゲームプラン通りには進まなかったが、交代策が効いて終盤は押し返し、リーグ戦初出場の2人が同点ゴールをもたらした。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●前島芳雄(スポーツライター)