リバプールは、南野拓実など何人かの選手を期限付き移籍で貸し出しているが、その大半を今夏に売却する見込みのようだ。現地紙『Liverpool Echo』のポッドキャスト内で番記者のブラッド・レッド氏が明かしている。
 
 若手のハリー・ウィルソン、シェイ・オジョのふたりについては「リバプールでの未来はないだろう」との見解で、ユルゲン・クロップ監督の下では将来がないと指摘している。加えて、タイウォ・アウォニイ、ロリス・カリウス、マルコ・グルイッチも退団が濃厚のようだ。
 
 そして、同紙は最後に南野についてこう綴っている。

「彼は現在、サウサンプトンに所属しているが、ラルフ・ハーゼンヒュットル監督の下でレギュラーに定着していない。現在26歳の南野は、アンフィールドで多くのチャンスを得ることもできなかったが、(売却すれば)彼を獲得する際に支払った金額を上回るカネを手にすることはできるだろう。

 クロップ監督は南野をまだ構想に入れていると公言しているが、この日本人はレンタル移籍するまでにリーグ戦でわずか2試合しか出場していなかった。サウサンプトンには他のターゲットがいるが、予算が許せば、南野を(完全移籍で)獲得してチームの厚みを増すことは可能だ」

 加えて、ブンデスリーガのRBライプツィヒに、ザルツブルク時代に指導を受けたジェシー・マーシュが新監督として就任する噂も浮上していることから、「成立すれば、彼にとって魅力的な移籍先に見える」としている。

 同紙はこれら売却候補の選手たちが想定通りに“現金化”した場合、3000万ポンド(約40億円)にのぼる移籍金が手に入る可能性があると結んでいる。

 コロナ禍の影響で懐事情が厳しいリバプールは、南野も売却してしまうのか。サウサンプトンの動きと合わせて、注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部