現地時間5月1日に開催されるラ・リーガ第34節で、久保建英が所属するヘタフェは、敵地でビジャレアルと対戦する。久保にとっては、今シーズンの前半戦に半年間だけ在籍した古巣との一戦だ。

 昨夏にレアル・マドリーからビジャレアルへのレンタル移籍が決定した日本代表MFは、ヨーロッパリーグ(EL)では、全5試合に先発して1ゴール・3アシストをマークするなどプレゼンスを発揮したものの、ラ・リーガではなかなか出番に恵まれず。出場機会を求めて、冬にヘタフェへ籍を移すことになった。

 久保に出番を与えず、「冷遇している」という批判も受けたのが、ビジャレアルのウナイ・エメリ監督だ。セビージャをEL3連覇に導き、パリ・サンジェルマンやアーセナルというビッグクラブも率いた戦術家は、久保の才能を認めながらも、「まだ成長段階にある」として、積極起用はしなかった。

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 そのスペイン人指揮官は、ヘタフェ戦を前にした記者会見で、久保について言及したようだ。現地メディア『Jornada Perfecta』などが伝えている。

「ヘタフェは昨季に印象的なシーズンを過ごしたチームだ。今シーズンはそうならなかったが、(ホセ・)ボルダラス監督によって、アイデンティティを取り戻した」と敵が復調傾向にあることを警戒した智将は、こう続けた。

「成功を収めた監督によって、多くのことを要求するチームであり、(カルレス・)アレニャやクボのようないいサッカーをするための素晴らしい選手もいる。(元ビジャレアルのエネス・)ウナルもまた、ここでゴールを決めたいと思っているだろう」

 ベンチスタートが予想されている久保は、古巣から“恩返し弾”を奪うチャンスが訪れるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部