現地時間5月5日に開催されたチャンピオンズ・リーグ(CL)の準決勝・第2レグで、チェルシーとレアル・マドリーが、前者の本拠地スタンフォード・ブリッジで対戦した。

 3―5−2を採用したレアル・マドリーは、キャプテンのセルヒオ・ラモスとメンディが故障から復帰。古巣相手となるアザールとともに先発に名を連ねた。

 一方、3―4−2―1で臨んだチェルシーは、1−1のドローに終わった第1レグで先制ゴールを奪ったプリシッチに代えて、ハベルツを2列目で起用した。

 第1レグと同様に序盤にペースを握ったのは、チェルシー。12分には最終ラインから上がってきたリュディガーがミドルを放つも、GKクルトワにセーブされる。

 最低でも1点が必要なマドリーのチャンスは26分、エリア外からベンゼマが強烈なシュートを放つが、GKメンディの好セーブで防がれる。

 試合が動いたのは28分だった。カンテがヴェルナーとのワンツーを絡めてするすると攻め上がり、ハベルツへパス。ドイツ代表のループシュートがバーに当たったところを、ヴェルナーがヘッドで詰めて、ネットを揺らす。第1レグで絶好機を外して批判を浴びた男が、貴重な先制ゴールを奪った。

【動画】カンテの攻め上がりからハベルツがループ!チェルシーの先制弾はこちら
 これで2点が必要になったマドリーは36分、モドリッチのパスにベンゼマがヘッドで合わせるも、これもメンディの好守に阻まれる。

 後半最初のチャンスはホームチーム。47分にハベルツがヘッドで狙うが、バーに嫌われる。さらに53分にマウント、59分にはハベルツが決定機を迎えるも、どちらもGKとの1対1を決め切れない。

 完全に劣勢のリーガ王者は、62分に、ヴィニシウスとメンディを下げて、アセンシオとバルベルデを投入。両サイドをテコ入れする。

 その後もチャンスを逃し続けてきたチェルシーに待望の追加点が生まれたのは、85分だった。ボール奪取をしたカンテからパスを受けたプリシッチがタイミングを見計らった中央に送り込んだボールを、マウントがダイレクトで蹴り込んだ。

 このまま2−0で勝利したチェルシーが、アグリゲートスコア3−1で、初優勝を飾った2011-12シーズン以来9年ぶりの決勝進出。現地5月29日に開催されるファイナルで、マンチェスター・シティとのイングランド勢対決に挑む。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部