異国の地で戦う選手にとって重要なひとつが、コミュニケーション能力だ。

 サンプドリアの吉田麻也が、インスタグラムで同僚ロレンツォ・トネッリの投稿に冗談を返した。サンプドリア専門サイト『sampnews 24』が伝えている。

 先にふっかけたのは、トネッリだ。自身のインスタグラムに吉田との自撮りの2ショット写真を投稿。イタリア語と日本語で自身に「Bello」「綺麗な」、吉田に「Brutto」「醜い」と添えている。つまり、「オレはイケメンでマヤはブサイク」ということだろう。

 これに対し、吉田はイタリア語で「Vai subito in oftalmologia(すぐ眼医者にいけ)」と“クソリプ”で返した。ともにCBの吉田とトネッリは、ポジションを競うライバル。その2人のSNSでのやり取りからは、関係や雰囲気の良さがうかがえる。

 セリエA挑戦から1年と3カ月、吉田がイタリアに渡ってからすぐにコミュニケーション能力の高さを示してきたのは周知のとおりだ。デビュー戦後のインタビューでは、サンプドリアの本拠地ジェノバの方言を使い、サポーターを喜ばせた。

【関連画像】日本語で「醜い」と綴ったトネッリと吉田の2ショット写真
 イタリア語で取材に応じ、日本代表でもボローニャの冨安健洋とイタリア語で会話してみせるなど、吉田は高い語学力を随所で披露してきた。そして今回のようなエピソードは、語学だけでなく、長年にわたり欧州の高いレベルで戦い続けてきた吉田のコミュニケーション力を改めて実感させる。

 吉田はここ3試合のうち2試合で出場機会がなかった。クロトーネ戦は累積警告による出場停止、前節ローマ戦はベンチから見守るだけだった。この2試合、サンプドリアはいずれもクリーンシートで勝利を収めている。一方、吉田が出場した前々節は、サッスオーロに0-1で敗れた。

 残留が確定しているサンプドリアは、残る4試合でインテル、スペツィア、ウディネーゼ、パルマと対戦する。イタリア2年目のラストスパート、吉田のパフォーマンスに注目だ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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