累積警告による出場停止を含めると、吉田麻也はサンプドリアの直近4試合で先発出場が1試合となっている。残り3試合となったセリエAで、どれだけ出場機会があるのだろうか。

 現地時間4月21日のクロトーネ戦で出場停止だった吉田は、続くサッスオーロ戦でフル出場したが、前々節のローマ戦では出場機会なし。チームが前半に3失点した前節インテル戦は、後半から出場した。

 今シーズンの吉田は、3節ユベントス戦から9節トリノ戦まで先発出場。その後の4試合で出場2試合(先発出場1試合)だったが、14節サッスオーロ戦から20節ユベントス戦まで再びスタメンを務めた。

 途中出場だった21節ベネベント戦を挟み、再び3試合連続で先発出場した吉田だが、25節ジェノア戦は出番がなく、続くカリアリ戦も終了間際の投入。27節ボローニャ戦はフル出場したが、その後の2試合は終盤からの途中出場だった。
 
 30節のナポリ戦と続くヴェローナ戦で2試合連続フル出場だったが、以降の4試合は前述のようにスタメン出場が1試合となっている。

 この状況に、サンプドリア専門サイト『sampnews 24』は5月10日、「ヨシダの奇妙な推移、不動のスタメンから控えに」との見出しの記事を掲載。クラウディオ・ラニエリ監督が直近でロレンツォ・トネッリを起用していると指摘し、「多くの試合で彼の貢献が大きかった。今、その彼の立場がもう確実ではない」と、吉田がレギュラ−の座を確約されていないと伝えた。

 ただ、前節インテル戦はそのトネッリとの交代で後半からプレーしている。Sampnewsは「ヨシダは挽回と先発復帰を望んでいる」と、日本代表主将が巻き返しに意気込んでいると報道。12日のスペツィア戦ではスタメン起用の可能性もあるとした。

 吉田は1月にサンプドリアとの契約を2022年まで延長している。残留が決まったサンプドリアにとって、残り3試合は消化試合となるが、来シーズンの定位置確保のためにもインパクトを残したいところだ。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部