[J1リーグ14節]大分1-1鳥栖/5月15日(土)/昭和電工ドーム大分

【チーム採点・寸評】
大分 6
前半の早い時間帯に失点したが、後半はシュートの意識を高めて追いついた。PKによる勝ち越しチャンスを逃したが、上位の鳥栖相手に勝点1は悪くない結果。

【大分|採点・寸評】 
GK
22 ポープ・ウィリアム 6
失点の場面は素早くカバーに飛び出したがやむを得ず。ビルドアップに参加し、数的優位を作った。

DF
15 小出悠太 5.5 
1対1でも負ける場面はほとんどなかったが、攻め上がりなど攻撃面での貢献度は低かった。

4 坂 圭祐 5.5
後方から長いフィードを狙い続けた。失点の場面はくさびのパスに対し、林に強く当たるも上手く繋がれた。

3 三竿雄斗 6 (90分OUT)
36分、下田のCKに対しニアに飛び込み、ヒールで合わせる美技を見せたがポストに阻まれた。
 
MF
7 松本 怜 5.5
チームの狙いとするクロスボールでニアサイドを狙うも、受け手とのタイミングが合わず決定機を作れなかった。

49 羽田健人 5.5 (83分OUT)
DFが本職だが守備力と高さを活かし、攻撃では時折見せたサイドチェンジが有効だったが、ゴール前に顔を出す回数はわずか。

11 下田北斗 6.5
前半と後半でボールを引き出す位置を変え、チーム全体に流れを作った。同点ゴールをピンポイントクロスでアシスト。

2 香川勇気 6 (83分OUT)
前半は高い位置を取り、攻撃の組み立てに多く関わった。その結果が左サイドのポゼッション率を高めた。
 
8 町田也真人 6
ボランチと最終ラインのギャップで受け、相手守備陣を混乱させた。58分の髙澤への浮き球パスはアイデアにあふれていた。

FW
16 渡邉新太 6
アグレッシブな守備とボールを持てば仕掛ける姿勢は評価できるがFWである以上は結果が欲しいところ。

9 髙澤優也 6 (70分OUT)
精力的にスペースに抜け、エアバトルも厭わなかった。15分、58分の決定機はどちらかを決めたかった。
 
交代出場
FW
20 長沢 駿 6.5 (70分IN)
クロスが上がる前の駆け引きで勝負あり。得意とする形で頭で合わせ、起死回生の同点ゴールでチームに勢いを与えた。

MF
38 高畑奎汰 ―(83分IN)
出場時間は短かったが得意のクロスを供給し、限られた持ち時間で自分を出した。

FW
18 藤本一輝 ― (83分IN)
交代直後のプレーで得たPKを自ら蹴ったが、完全にコースを読まれ逆転のチャンスを潰した。

DF
14 エンリケ・トレヴィザン ― (90分IN)
チームがイケイケの状況で最終ラインに入る。リスク管理を徹底し、ドゥンガのパワーにも動じなかった。

監督
片野坂知宏 6
長沢、藤本の投入はピタリとハマった。ただ、結果論ではあるがPKのキッカーは選手任せでなく、監督が指名するべきだったか。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 6
全体的にミスが多く、先制すれば8戦8勝のジンクスが途絶えた。ただ、後半は守備を修正し、ボールを保持される時間が少なくなった。

【鳥栖|採点・寸評】 
GK 
MAN OF THE MATCH
40 朴 一圭 7
ミスはあったが、守備範囲が広く、大胆な飛び出しで広大な裏のスペースをカバー。さらにPKストップで相手に勝点3を与えなかった。

DF 
20 ファン・ソッコ 6.5
PKを与えたプレーはお粗末だったが朴に感謝。全体的には髙澤、長沢との空中戦に手を焼くもしっかりと跳ね返した。

3 エドゥアルド 6
最後尾で守備を支えるだけでなく攻撃でもチームに貢献。くさびのパスで先制ゴールをお膳立てした。

47 中野伸哉 5.5
ミスマッチを作られ失点に絡んだ。自分より大きな相手に前に出られては勝負にならず、クロスが上がる前に勝負が決まった。
 
24 飯野七聖 6
豊富な運動量でアップダウンを繰り返した。55分にはスピードに乗った突破からエンドをえぐり決定機を作った。

41 松岡大起 6(86分OUT)
後半は特にポジショニングが良く、大分のプレスを剥がし、相手の勢いを沈静した。

7 中野嘉大 6(70分OUT)
大分のストロングポイントである右サイドをケアし、対面する松本を自由にプレーさせなかった。
 
MF
10 樋口雄太 6
豊富な運動量で攻守にアグレッシブなプレーを披露。シュートを2本打つなど得点への意欲を感じさせた。

44 仙頭啓矢 6(81分OUT)
樋口、松岡との距離感を大事にバランサーとなった。52分のCKのこぼれ球は枠内に入れたかった。

FW
8 林 大地 6(70分OUT)
山下と互いの距離感を意識し、前線からのプレスはハマった。先制弾のアシストも身体を張ったからこそ生まれた。

9 山下敬大 6.5(86分OUT)
くさびのパスに誰よりも早く反応。ストライカーとしての嗅覚を研ぎ澄ました先制ゴールは見事だった。
 
交代出場
MF
22 小屋松知耶 5.5(70分IN)
交代直後はサイドに入ったが同点後は最前線に配置された。得点を狙ったがシュート0本に終わった。

MF
23 本田風智 6(61分IN)
追加点を奪いに行くメッセージとしてピッチに立つ。アディショナルタイムの決定機では上手くミートできなかった。

DF
31 大畑歩夢 ―(81分IN)
失点の場面には絡んでないが、交代直後に同点にされ上手く試合に入れずに終わった。

MF
27 相良竜之介 ―(86分IN)
短い出場時間でも前線からボールを追い回した。

FW
33 ドゥンガ ―(86分IN)
僅かな出場時間で存在感を十分に発揮した。高さ、パワーを見せ、相手の脅威となった。

監督
金 明輝 6
相手がボールを持つ展開でも、早い時間に先制点を奪い後半途中までは手堅い試合運びを見せた。やや守りに入った節もあり終盤は猛攻を受けたが勝ち越しは許さなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●柚野真也(フリーライター)