浦和レッズは5月19日、ルヴァンカップのグループステージ第6節で、横浜FCと対戦。2-0で勝利を収め、グループステージ突破を決めた。

 勝てば自力突破、引き分け以下なら敗退という状況だった浦和(グループ3位)は、4-1-4-1システムで臨む。GKにはここ2試合リーグ戦で出番のなかった西川周作。最終ラインは右から宇賀神友弥、トーマス・デン、槙野智章、山中亮輔。怪我から復帰したT・デンは今季初出場となった。アンカーは柴戸海、2列目は右から関根貴大、武田英寿、小泉佳穂、汰木康也という並び。そして1トップには興梠慎三が入った。

 対して、引き分け以上で突破が決まる横浜FC(グループ1位)は、4-4-2システム。GKには南雄太、4バックは右から岩武克弥、伊野波雅彦、中塩大貴、袴田裕太郎。中盤は2ボランチに瀬古樹と古宿理久。右サイドハーフにマギーニョ、左サイドハーフに小川慶治朗、2トップはジャーメイン良と渡邉千真という組み合わせだ。岩武は古巣戦、また古宿は、浦和の武田と青森山田高の同窓生対決となった。

 夕方まで降っていた雨が止み、涼しい風が吹くなかで始まった試合で、立ち上がりから積極的に仕掛けたのは浦和だった。

 3分、小泉が相手ディフェンスラインの裏に抜け出しGKをかわしてゴール前に横パスを供給。走り込んできた関根がこのボールを押し込み、浦和にさっそく先制点をもたらした。

 そこからも浦和が主導権を握っていく。6分には関根のドリブルから、7分には山中と汰木の連係でシュートチャンスを作り出していった。
 
 また守っては、守護神の西川が奮闘。10分にマギーニョにディフェンスラインを抜け出されたものの、ペナルティエリア外に飛び出してきた西川がシュートを頭でセーブし、難を逃れる。

 九死に一生を得た浦和は、その後ゲームを完全に支配。興梠のポストプレー、小泉、武田の巧みなパスワークで相手の守備陣を度々翻弄し、ゴールに迫った。

 後半に入っても流れは変わらず浦和ペース。50分、57分とチャンスを作ると、さらに61分、左サイドでボールを受けた汰木が右足を一閃。美しくカーブのかかったシュートがゴール右上に突き刺さり、浦和が追加点をゲットした。

 ここまで公式戦3試合連続ゴール中のキャスパー・ユンカーや、走力のある明本考浩を入れ、最後まで攻め手を緩めなかった浦和が、そのまま勝利。首位でグループステージを通過した。

 一方で横浜FCは後半に手塚康平、J最年長出場となる三浦知良を投入するなど、なんとか反撃を試みたが、なかなかチャンスを作れず無得点のまま敗戦。他会場の結果により(湘南と柏が引き分け)、惜しくもグループステージ敗退となった。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)

●浦和スターティングメンバー
GK
1 西川周作
DF
3 宇賀神友弥
20 トーマス・デン(83分OUT)
5 槙野智章(HT OUT)
6 山中亮輔
MF
41 関根貴大(73分OUT)
37 武田英寿(67分OUT)
29 柴戸 海
24 汰木康也
FW
18 小泉佳穂
30 興梠慎三(67分OUT)

サブメンバー
GK
25 塩田仁史
DF
4 岩波拓也(HT IN)
MF
15 明本考浩(73分IN)
17 伊藤敦樹(67分IN)
22 阿部勇樹(83分OUT)
FW
14 杉本健勇
7 キャスパー・ユンカー(67分IN)

監督
リカルド・ロドリゲス


●横浜FCスターティングメンバー
GK
18 南 雄太
DF
22 岩武克弥(83分OUT)
19 伊野波雅彦
27 中塩大貴
3 袴田裕太郎
MF
2 マギーニョ
6 瀬古 樹(HT OUT)
32 古宿理久
13 小川慶治朗(71分OUT)
FW
14 ジャーメイン良(57分OUT)
39 渡邉千真(HT OUT)

サブメンバー
GK
44 六反勇治
DF
23 前嶋洋太(83分IN)
24 高木友也(HT IN)
45 杉田 隼
MF
30 手塚康平(HT IN)
FW
11 三浦知良(71分IN)
16 伊藤 翔(57分IN)

監督
早川知伸