指揮官の最終戦を、フル出場のクリーンシートで締めくくることができた。

 サンプドリアの吉田麻也は5月22日、セリエA最終節パルマ戦で先発フル出場し、3-0の勝利に貢献した。2試合連続無失点でシーズンを終えたサンプドリアは、9位で閉幕を迎えている。

 オマール・コリーとのCBコンビでパルマにゴールを許さなかった吉田のパフォーマンスは、イタリア・メディアから高く評価されている。衛星放送『Sky Sport』や『Sport Mediaset』は、及第点を上回る6.5点をつけた。

 現地紙『Corriere dello Sport』『Gazzetta dello Sport』の両紙は、及第点の6点。後者は「汚点なき良いパフォーマンス」と称賛している。

 また、『calciomercato.com』も「パルマ攻撃陣は誰も彼を突破できなかった。明晰な行動を続け、タイミングよく先んじ、決して間違わなかった」と賛辞。
『TUTTOmercatoWEB』も「つねにパルマ攻撃陣を先んじたプレー。タックルがいつも万全のタイミングで、ハイレベルな試合」とたたえている。採点は、いずれも6.5点だ。
 
 サンプドリア専門サイト『sampnews24』も、同じく6.5点。「彼はひとつの保証だ」と絶賛している。

「彼のパフォーマンスは整っており、正確。ポジショニングセンスが彼の最高のクオリティ。最終ラインを統率し、守備陣のチームメートたちとの対話も機能。後半序盤のジェルビーニョなど、いくつかの対応で決定的だった」

 サンプドリアはクラウディオ・ラニエリ監督が今季限りでの退任を発表。吉田はイタリア挑戦から1シーズン半にわたって指導を受けた指揮官と別れることになる。自身は契約を2022年まで延長しただけに、クラブの後任監督人事が注目される。

 まずは五輪代表での大事な仕事が待つ吉田だが、新たな指導者との出会いも気になるところ。来シーズンのサンプドリアを率いるのは、果たしてだれになるのだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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