長いシーズンを戦い抜くには、安定することが必要だ。

 メディアの採点は、“手のひら返し”になることも少なくない。それでも、1シーズンを通じた平均採点は、その選手の出来を(ある程度は)反映していると言えるだろう。

 イタリア紙『Gazzetta dello Sport』は5月25日、自紙の平均採点を基にした「今季のセリエA選手ランキング」を発表した。平均採点に、チームの目標達成に対する影響力を加味し、トップ100を選んだ独自のランキングだ。序列は「主観的で議論の余地があるもの」と認めたうえでの、あえてのランク付けという。

 1位に選ばれたのは、11年ぶりのインテル優勝の原動力となったロメル・ルカク。「さして議論にならないだろう」と、明らかなMVPと称賛した。

 2位はミランのフランク・ケシエ。「赤い悪魔を7年ぶりにチャンピオンズ・リーグに戻したのは彼にほかならない」と賛辞を寄せている。

 3位は得点王に輝いたクリスチアーノ・ロナウドだ。同紙は、ユベントスではフェデリコ・キエーザがもっとも優れ、ファン・クアドラードとダニーロのほうが継続的だったとしたうえで、「イタリアで初の得点王となった彼の29得点がなければ、今ごろユベントスはどこにいただろうか?」と評した。
 
 ここでは、30位までの選手を以下に記した。カッコ内は所属クラブと『Gazzetta dello Sport』紙の平均採点。残念ながら、ボローニャの冨安健洋とサンプドリアの吉田麻也は、「トップ100」には含まれていない。

1位 ロメル・ルカク(インテル/6.79)
2位 フランク・ケシエ(ミラン/6.45)
3位 クリスチアーノ・ロナウド(ユベントス/6.34)
4位 ルイス・ムリエル(アタランタ/6.59)
5位 ニコロ・バレッラ(インテル/6.52)
6位 ロドリゴ・デ・パウル(ウディネーゼ/6.55)
7位 ズラタン・イブラヒモビッチ(ミラン/6.50)
8位 ロレンツォ・インシーニェ(ナポリ/6.39)
9位 アシュラフ・ハキミ(インテル/6.38)
10位 レモ・フロイラー(アタランタ/6.57)
11位 フェデリコ・キエーザ(ユベントス/6.39)
12位 ジャンルイジ・ドンナルンマ(ミラン/6.44)
13位 ラウタロ・マルティネス(インテル/6.43)
14位 ロビン・ゴゼンス(アタランタ/6.45)
15位 ドメニコ・ベラルディ(サッスオーロ/6.43)
16位 ドゥシャン・ヴラホビッチ(フィオレンティーナ/6.17)
17位 ルスラン・マリノフスキ(アタランタ/6.37)
18位 ヴィクター・オシメーン(ナポリ/6.41)
19位 ステファン・デフライ(インテル/6.31)
20位 シモン・ケアー(ミラン/6.31)
21位 ファン・クアドラード(ユベントス/6.33)
22位 マルテン・デローン(アタランタ/6.51)
23位 テオ・エルナンデズ(ミラン/6.14)
24位 ヘンリク・ムヒタリアン(ローマ/6.37)
25位 マヌエル・ロカテッリ(サッスオーロ/6.36)
26位 セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(ラツィオ/6.35)
27位 クリスティアン・ロメロ(アタランタ/6.46)
28位 シミー(クロトーネ/5.90)
29位 ハカン・チャルハノール(ミラン/6.14)
30位 ダビデ・ザッパコスタ(ジェノア/6.45)

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部