J1リーグは5月30日、第17節の9試合を各地で開催。そのうち5試合がドロー。首位川崎が鹿島を下しリーグ新記録の20戦負け無しで首位堅持。追走する名古屋、鳥栖が引き分け、勝利した横浜が3位に浮上している。

 首位川崎は6位の鹿島と激突。19分に山根視来のラストパスからレアンドロ・ダミアンがGKの股下を抜くシュートで先制する。しかし後半にメンバー変更から攻勢に出た鹿島の反撃を凌ぎ切れず、61分に上田綺世にゴールを許す。同点のまま突入した後半のアディショナルタイム、交代出場の小林悠が投入1分でゴールを決め2-1で勝利。川崎は勝点52とし首位を独走。さらに開幕からの無敗を20に伸ばしリーグ新記録を樹立し、鬼木達監督がJ1通算100勝の最速記録も更新した。一方の鹿島は勝点27は変わらず。上田綺世がプロ入り後続けていた得点試合での不敗神話が途絶えた。

【動画】これが等々力劇場!小林悠のV弾で川崎が新記録樹立

 2位の名古屋は、5連勝中の好調浦和と敵地で対戦。前半から山﨑凌吾のポストプレーや柿谷曜一朗のコンビネーションからチャンスを創出するが、得点ならず。後半修正してきた浦和にじわじわとペースを握られるなか、80分には交代出場の齋藤学がシュートを狙うが、ポストに嫌われる。リーグ4戦連発中の浦和のユンカーを封じたものの、得点も奪えず0-0でタイムアップを迎えた。3試合未勝利が続く名古屋は勝点37で2位をキープ。ホームの連勝はストップしたが5戦無敗の浦和は同28とした。

 3位鳥栖と7位神戸の対戦は引き分けに終わった。開始42秒で鳥栖が仙頭啓矢のゴールで先制。しかし、アンドレス・イニエスタを中心に反撃に出た神戸は28分、セルジ・サンペールのパスを受けた古橋亨梧がシュート。こぼれ球をドウグラスが押し込み同点に追いつく。さらに60分に、イニエスタのピンポイントクロスから古橋がネットを揺らすものの、オフサイドの判定に。両者とも次の1点が奪えず1-1の痛み分けとなった。鳥栖は勝点33、神戸は同28と1ポイントずつを積み上げた。

 4位横浜は清水と対戦。4分にエウベルのゴールで先制するが、前半終了間際にチアゴ・サンタナに得点を許しタイスコアで後半に突入。すると終了間際の89分、水沼宏太の鋭いクロスにレオ・セアラが詰めて決勝弾。横浜が勝点34に伸ばし、鳥栖と入れ替わって3位に浮上した。
 
 6連勝後に引き分けを加えて、ここ7試合負け無しだった福岡は、敵地で大分と対戦。しかし、大分の長沢駿とエンリケ・トレヴィザンの来日初ゴールで2点のリードを許すと、反撃もPKによる1点に抑えられ、川崎に敗れて以来となる8戦ぶりの黒星となった。大分は5戦ぶりに勝利した。

 勝点10で18位と苦しんでいるG大阪は、ホームで同7で最下位の横浜FCと激突。39分に塚元大が倒されて得たPKをレアンドロ・ペレイラが決め42分に先制。移籍後初ゴールとなったL・ペレイラは後半頭にも追加点。矢島慎也のパスに抜け出し、GKとの1対1を制してこの日2ゴール目をゲット。相手の反撃を凌いだG大阪が2-0で勝利し、今季初の連勝を達成した。

 そのほか、FC東京と広島はスコアレスドロー、仙台対C大阪、徳島対湘南がともに1-1の引き分けで終わっている。

J1リーグ17節の試合結果は以下の通り。

【5月30日開催分】
横浜2-1清水
FC東京0-0広島
神戸1-1鳥栖
仙台1-1C大阪
徳島1-1湘南
大分2-1福岡
G大阪2-0横浜FC
浦和0-0名古屋
川崎2-1鹿島

【5月29日開催分】
柏1-2札幌

構成●サッカーダイジェストWeb編集部