ブンデスリーガのフランクフルトに所属する日本代表MFの鎌田大地は、来シーズンもフランクフルトでプレーする可能性は、十分に残っているようだ。

 これは、RBライプツィヒから、今シーズンからクラブの強化担当として就任したマルクス・クルシェ氏が地元紙『Frankfurter Allgemeine Zeitung』の取材に対して明かしたもので、「現時点では鎌田に対する具体的なオファーはゼロだ」と断言している。

 フランクフルトは来シーズンのチャンピオンズ・リーグ出場権を逃しており、コロナ禍による補填のため、28ゴールを挙げたポルトガル代表FWアンドレ・シウバや、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ、そして鎌田らアタッカー陣を今夏に売却する可能性があると報じられてきた。
 

 欧州メディアでも鎌田に対してはラ・リーガのセビージャや、プレミアリーグのトッテナムなどから関心が寄せられているとされるが、どうやらまだ具体的な動きには至っていないというのが実態のようだ。

 また、クルシェ氏は、「ヴォルフスブルクから新たに監督に就任したオリバー・グラスナー監督のコンセプトに合わないのでは?」という報道についても一蹴したようだ。

「カマダは、グラスナーのフィロソフィーに完全にフィットすると思う。彼は今、日本代表活動のためにクラブを離れているから、戻ってきたときは数日の休暇を経て、7月初旬からフランクフルトのトレーニングに参加する予定だ」

 同紙は「例えば1500〜2000万ユーロで売れるのならば、クラブにとっては幸運なことかもしれない」と前置きしつつも、「新しく就任したボスと監督にとってキープしたい選手のリストに、引き続き名を連ねているだろう」としている。

 果たして、日本代表でも存在感を増すMFはフランクフルトで更なる飛躍を目指すのか。その動向に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部