ポルトガルは現地時間6月15日、EURO2020のグループステージ(F組)第1戦で、ハンガリーと対戦。立ち上がりから押し込むも膠着状態が続くなか、ついに均衡を破ったのは84分だった。ラファエウ・ゲレイロがペナルティエリア中央から左足で放ったシュートが、手前の相手DFに当たり、そのままゴール左に吸い込まれた。

 これで完全に勢いに乗った前回王者は、直後の87分に相手のファウルで奪ったPKをクリスチアーノ・ロナウドがきっちり決め追加点を奪うと、止まらぬ背番号7は後半アディショナルタイムにもラファ・シウバとのワンツーからダメ押し点をゲット。

 結局、ポルトガルは終盤のゴールラッシュで3-0と快勝し、大会連覇へ幸先の良いスタートを切った。

【動画】C・ロナウドが貫禄の2発!大観衆ハンガリーの夢を打ち砕く

 なお、C・ロナウドは今回の2発でEURO通算11ゴールとし、トップタイで並んでいたEURO1984で母国を初制覇へ導いた元フランス代表MFミシェル・プラティニの記録を一気に抜き去った。また、代表通算では106ゴールとなり、元イラン代表FWアリ・ダエイの持つ歴代最多記録まであと「3」に迫った。
 
 圧倒的な活躍でMOMにも輝いた大エースは、試合から数時間後、自身のインスタグラムを更新。熱戦を切り取った数枚の写真とともに、ファンへ白星発進を報告している。

「苦しみを知り、最後まで戦い、常に自らを全力で信じなければならない。簡単な相手や、やる前から勝利を得たゲームなんてない。EUROは最高の者だけが存在する贅沢な舞台であり、一つひとつの勝利を全力で掴まなければならない。今回はチームの素晴らしい勝利だった。目標に向かって頑張ろう!Goポルトガル!これまで支えてくれたポルトガルのみんなに、もうひとつの喜びを与えるために、全力で行こう」

“死の組”と称されるグループFに入ったポルトガルは今後、19日にドイツ、23日にフランスと激突。大一番が続くなかで、記録を更新し続ける“お祭り男”からは、目が離せない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部