第101回天皇杯は6月16日、2回戦の残り6試合を各地で開催した。

 関西サッカーリーグ1部で首位のおこしやす京都が圧巻のパフォーマンスを披露した。J1のサンフレッチェ広島と敵地で激突したおこしやす京都は、広島のエゼキエウと茶島雄介ら両サイドに翻弄され、FWドウグラス・ヴィエイラの圧倒的なフィジカルに苦戦するものの、身体を張った守備で耐えきる。すると28分にカウンターからMF稲垣雄太のラストパスをFW青戸翔が叩き込み先制に成功。さらに38分、ロングボールに抜け出した稲垣のお膳立てから、高橋康平の追加点を挙げる。

 前半アディショナルタイムに広島の柴﨑晃誠にゴールを許すものの、後半はさらにゴールラッシュで広島を突き放す。

 後半途中から森島司、ジュニオール・サントス、ハイネル、浅野雄也らを投入した広島に再び押し込まれるものの、ピンチを凌ぐと、77分にCKから高橋がこの日2点目となるヘディングシュートを決める。さらに交代出場の林祥太、イブラヒムも加点し、大量5得点。5-1で広島を下し、3回戦へ駒を進めた。

【動画】おこしやす京都が圧巻の5ゴール!決勝点となった広島戦2点目をチェック
 
 2大会ぶりの優勝を目指すヴィッセル神戸は、JFLで9位の鈴鹿ポイントゲッターズをノエビアスタジアム神戸で迎え撃つ。MF山口蛍やGK前川黛也らが先発した神戸は、29分に藤本憲明とのパス交換から田中順也が得点。後半は小林友希、田中、安井拓也がゴールを記録し4-0で快勝した。

 鹿島アントラーズは圧巻のゴールラッシュ。10分の遠藤康のゴールを皮切りに、エヴェラウド、松村優太、再び遠藤が得点を挙げ、4点リードで前半を折り返すと、後半もエヴェラウドの2得点目に続き、上田綺世がハットトリック、終盤にYS横浜のオニエ・オゴチュクウにゴールを許すが、結局8-1でJ3のY.S.C.C.横浜を下し、3回戦に進出した。

【PHOTO】圧巻ハットの鹿島・上田綺世、東京五輪代表チームでも際立つ活躍ぶり!

 月末から出場するACL前最後の公式戦となったガンバ大阪は、関西学院大と対戦。11分に左サイドからのクロスをペナルティエリア内で受けた小野瀬康介が左足を振り抜き先制に成功すると、21分にはディフェンスラインの裏に抜け出したウェリントン・シウバが追加点を挙げる。55分に輪木豪太のゴールで1点を返されるが、87分にパトリックがダメ押し弾を決め、3-1で勝利を収めた。

 横浜FCはスコアレスで迎えた後半、島田拓海、相田勇樹にゴールを許し2点ビハインドを背負う。交代出場のクレーベが一矢報いるものの、1-2でJ3のヴァンラーレ八戸に敗れた。

 J2勢の対決となった、東京ヴェルディとファジアーノ岡山の一戦は、61分に野口竜彦が挙げたゴールを守り切った後者に軍配が上がった。
 
天皇杯2回戦の結果は以下の通り。
▼6月16日開催
東京V 0-1 岡山
横浜FC 1-2 八戸
G大阪 3-1 関西学院大
神戸 4-0 鈴鹿ポイントゲッターズ
広島 1-5 おこしやす京都
鹿島 7-0 YS横浜

▼6月9日開催
川崎 1(4PK3)1 長野
千葉 1-0 大宮
横浜 2(3PK5)2 Honda FC
C大阪 2-0 鳥取
福岡 6-0 鹿児島
札幌 5-3 ソニー仙台FC
柏 3-0 栃木シティFC
京都 3-1 今治
北九州 0-1 相模原
名古屋 5-0 三菱水島FC
FC東京 1EX2 順天堂大
清水 1-0 福山シティFC
仙台 0-1 岩手
山形 1-2 ヴェルスパ大分
磐田 3-0 北海道十勝スカイアース
新潟 4-1 金沢
鳥栖 1-0 熊本
栃木 2-0 町田
長崎 2-0 沖縄SV
松本 1-0 琉球
湘南 0(4PK3)0 FC大阪
浦和 1-0 富山
徳島 2-1 高知ユナイテッドSC
水戸 0-3 群馬
大分 3EX2 ホンダロックSC
甲府 1-2 福井ユナイテッドFC
 
●天皇杯3回戦の対戦カードは以下の通り。
※7月7日(水)[予備日:7月14日(水)]

川崎×千葉
清水×岩手
おこしやす京都×ヴェルスパ大分
Honda FC×磐田
C大阪×新潟
鳥栖×福岡
鹿島×栃木
札幌×長崎
G大阪×松本
八戸×湘南
柏×京都
浦和×相模原
名古屋×岡山
神戸×徳島
順天堂大×群馬
大分×福井ユナイテッドFC

構成●サッカーダイジェストWeb編集部