[J1リーグ19節]横浜2-0鳥栖/6月23日(水)/ニッパツ三ツ沢球技場
 
【チーム採点・寸評】
横浜 7
パスのスピード、球際の激しさなどで上回ってシュート数は鳥栖の9本に対して21本。長い時間攻め込み、好調な相手を見事に撃破。
 
【横浜|採点・寸評】
GK
1 高丘陽平 6.5
それほどピンチは多くなかったが、セービングは安定していて、フィードの正確性もまずまず。古巣戦で成長した姿を見せつけた。

DF
4 畠中槙之輔 6.5
パワーで相手FWより優位に立ち、1対1でもほとんど負けず。空中戦の強さも光っていた。
 
13 チアゴ・マルチンス 6.5
抜群のスピードでスペースのカバーはお手の物。畠中と連係して強固な守備組織を築いた。
 
25 小池龍太 6
守備で俊足の小屋松に苦戦していた印象がある一方、攻撃面はアグレッシブなオーバーラップが魅力的だった。
 
33 和田拓也 6.5
決して難しいプレーをしていないとはいえ、一つひとつのパスや守備対応が丁寧。終盤にはミスキックのクロスがそのままゴールネットを揺らし、貴重な追加点となった。陰のMOMに推したい。
 
MF
6 扇原貴宏 6 (64分OUT)
ややアバウトなパスはあったものの、チームが攻撃的なスタイルを貫くうえで、このボランチの広範囲をカバーする機動力は不可欠だった。
 
MAN OF THE MATCH
10 マルコス・ジュニオール 6.5 (70分OUT)
相手にとって掴みづらいポジションを取り、攻撃の起点に。63分には中盤でボールを奪ってドリブルを開始し、最後は左足を振り抜いて決勝点を決めた。
 
24 岩田智輝 6.5
前線と最終ラインのつなぎ役として機能。守備強度も高く、本職ではないボランチも板についてきた。
 
FW
7 エウベル 6.5 (87分OUT)
スピード豊かなドリブルと絶妙なポジショニングで相手の脅威に。M・ジュニオールや前田とともに鳥栖を苦しめたひとり。
 
38 前田大然 6.5 (87分OUT)
得点こそなかったが、スピードを利してサイドを何度も突破。改善したいのはクロスの精度だ。
 
45 オナイウ阿道 6 (64分OUT)
前を向いてのプレーはやや少なく、シュートをふかしてしまう場面も。それでも、ポストプレーは安定していて、前線で時間を作った。
 
交代出場
FW
9 レオ・セアラ 5.5 (64分IN)
前線からの守備やポストプレーでチームの勝利に貢献。後半アディショナルタイムのGKとの1対1は相手にうまく対応されたものの、決めたかった。

MF
14 天野 純 6 (64分IN)
テクニカルなパスや細かなタッチのドリブルでDFをいなした。相手にとって厄介で捕まえづらい存在に。

MF
8 喜田拓也 6 (70分IN)
ゲームの流れを読んで的確なポジション取り。目立ちはしないが、中盤のスペースを埋め続けた。

FW
18 水沼宏太 - (87分IN)
与えられた時間は少なく、プレー関与はわずか。出場時間が短く採点なし。

DF
16 高野 遼  (87分IN)
疲れの見えた前田に代わって左ウイングに入り、飯野の攻撃参加をケア。出場時間が短く採点なし。

監督
松永英機 6.5
リーグ戦では開幕戦以来の先発となった和田が素晴らしいパフォーマンス。自分たちのアタッキングフットボールを選手たちに貫かせ、危なげなく勝点3をチームにもたらした。
 
【チーム採点・寸評】
鳥栖 5
ゴールに迫るシーンがあったとはいえ、90分を通して見ればスコア以上に差を見せつけられた印象。朴のビッグセーブに救われた場面は多かった。

【鳥栖|採点・寸評】
GK
40 朴 一圭 6.5
この守護神がいなければ、もっと失点は増えていたはず。機動力はもちろん、セービングも素晴らしかった。
 
DF
3 エドゥアルド 5.5
気持ちのこもった力強いディフェンスでチームを鼓舞。ただ、背後を取られるシーンは少なくなかった。
 
4 島川俊郎 6
ボランチが本職ながら、この日は3バックの右に。攻守に安定感があり、個人としては悪くなかった。
 
24 飯野七聖 5.5
対峙した前田のスピードに苦戦してやや押し込まれた。攻撃面でもう少し存在感を示したかった。
 
31 大畑歩夢 5 (78分OUT)
エウベルのスピードや身体の強さ、使い方に悪戦苦闘。ビルドアップでもパスを出すタイミングなど、改善の余地がありそうだ。
 
MF
10 樋口雄太 5.5
正確なサイドチェンジや飯野との連係でボールを奪いきるシーンはあった。ただ、守備にパワーを使って相手ゴール前では違いを生み出せず。
 
22 小屋松知哉 6 (56分OUT)
ドリブルを仕掛ければ、高確率でクロスまで持ち込み、劣勢の中でもチャンスを創出。後半はやや運動量が落ちた。
 
41 松岡大起 5.5
序盤は激しいタックルで中盤を活性化。徐々に守備の時間が長くなり、後手後手の守備で存在感が希薄になった。
 
44 仙頭啓矢 5 (70分OUT)
63分にM・ジュニオールにボールを奪われ、失点に関与。他にも危険なボールロストは少なくなかった。
 
FW
8 林 大地 5 (78分OUT)
いつもほどの貪欲さはなく、守備に追われる時間が長かった。この日はT・マルチンスと畠中のCBコンビに封じ込まれた。
 
9 山下敬大 5 (56分OUT)
チームが前半から押し込まれる時間が続き、自身も前線で孤立。相手CBの強さに独力では成す術がなかった。
 
FW
15 酒井宣福 5.5 (56分IN)
空中戦に強くを発揮し、ロングボールをヘディングで味方につなげようと奮闘。もっとも、ゴール前ではパスやシュートの精度を欠いた。

MF
7 中野嘉大 5.5 (56分IN)
緩急をつけたドリブルで突破を試みるも、ゴールにつなげられず。途中投入で劇的な変化はもたらせなかった。

MF
23 本田風智 5.5 (70分IN)
どうにか点を取ろうとする気合いは感じられた。FKのこぼれ球を拾って放った74分のシュートは、わずかにゴール右に。

FW
49 二田理央  -  (78分IN)
18歳の高校3年生がJデビュー!! セーブされたが、80分には素早い抜け出しから正確なシュートを放つなど才能の片鱗を見せた。出場時間は短く採点なし。

DF
47  中野伸哉 -  (78分IN)
チームとして前がかりになっていた分、相手と1対1になるシーンが多かった。それでも粘り強く対応。出場時間は短く採点なし。
 
監督
金 明輝 5.5
早目の交代策で流れを変えようと試行錯誤。投入した選手がまずまずのプレーを見せるも、結局は勝点を持ち帰ることはできなかった。
 
 
取材・文●古沢侑大(サッカーダイジェスト編集部)
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

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