[J1リーグ19節]徳島0-1FC東京/6月23日(水)/鳴門・大塚

【チーム採点・寸評】
徳島 5.5
序盤に、最終ラインのミスを突かれた失点が悔やまれる。後半、中盤選手の入れ替えでリズムを掴み、シュート本数では互角の戦いだったが、後一歩ゴールまでが遠かった。開幕からボール支配率リーグ2位の徳島。この数字に見合った結果を後半戦に期待したい。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 5
田川の速いスプリントアタックに苦労していた。

DF
15 岸本武流 5.5
永井と終始マッチアップを演じ、前線へのクロスも多く放った。欲を言えば、切り込んでシュートまで行ってほしかった。

3 ドゥシャン 4.5
今節も徳島の最終ラインはバタバタと落ち着きがなかった。時間の経過とともに解消したが、序盤の失点は彼らCBの失点だ。
 
14 カカ 5
最終ラインのビルドアップの隙を田川に突かれ、失点に繋げてしまった。だが、89分の杉森へのスルーパスは、枠を捉えたシュートに繋がった。

4 ジエゴ 5.5
76分、ペナルティエリア付近でのFKをリーグ戦で初めて蹴るなど、意表を突く動きを見せるも、決定的なチャンスは生み出せなかった。

MF
23 鈴木徳真 6(HT OUT)
ここ数試合、下がり気味のボランチで動くことが多くなっているが、縦への早いパスが繋がれば、得点機が来るだろう。

8 岩尾 憲 6
徳島の選手の中で、彼のシュート意識が最も高かった。ディフェンスも含めて、かなりの距離を走っていたが、やはり勝たなければこの苦労は報われない。
 
MF
7 小西雄大 5.5(63分OUT)
62分に交代するまで、右サイドの高い位置でキープを続けるが、彼らしいシュートも見たかった。

38 クリスティアン・バトッキオ 5(63分OUT)
強烈なまでのFC東京のプレスに、攻撃のバリエーションを限定されてしまった。

11 宮代大聖 6
初めて左サイドでプレーするが、十分機能していた。特に、守備から生まれたチャンスでのドリブルは、彼らしさを発揮していた。

FW
19 垣田裕暉 6(82分OUT)
激しいマークの中でも、ゴール前に飛び出すタイミングとスピードは素晴らしい。だが、FC東京ディフェンス陣の身体を張ったブロックが一枚上手だった。
 
交代出場
FW
45 杉森考起 6(HT IN)
89分、カカからのスルーパスに飛び出して左足を振り抜くも、波多野のスーパーセーブに阻まれた。

MF
10 渡井理己 5.5(63分IN)
71分、右斜め45度からの垣田への速いグランダーのクロスは、蓮川に阻まれるものの得点を予感させた。

MF
13 藤田譲瑠チマ 6(63分IN)
彼が入って以降、攻撃のリズムが好転し、後半の怒涛の攻めを演出した。92分には、ペナルティエリア付近から強烈なミドルシュートも放った。

FW
9 河田篤秀 ―(86分IN)
徳島のジョーカー的存在。リーグ戦では未だ得点はないが、短い出場時間ながら奮戦した。

監督
ダニエル・ポヤトス 5
後半の選手起用はうまくいったが、この日が誕生日のポヤトス監督、バースディ勝利とはならなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
【チーム採点・寸評】
FC東京 6
絶好調のブラジル選手トリオをスタメンから外すも、選手層が厚く弱点が見当たらなかった。終始、徳島のビルドアップに対してマンツーマン気味で対応した策がハマり、アウェーでの大きな勝点3を得た。

【FC東京|採点・寸評】
GK
13 波多野豪 6.5
高さを武器に、安定したセーブを続ける。89分、徳島の連続するシュートにもスーパーセーブを連発。クリーンシートに貢献した。

DF
39 岡庭愁人 6(HT OUT)
J1リーグ戦初出場。10分、敵陣深くで鋭いクロスを放つなど、初陣とは思えないほどの動きを見せた。

3 森重真人 6.5
若い守備陣を統率し、自ら身体を張った堅守を続けた。また、鋭い縦へのパスはゴールを予感させた。
 
25 蓮川壮大 6
ピンチと思えばカード覚悟の身体を張った守備が目立った。自陣ゴール前では、決定的なシュートもコースを塞いだ守備で失点を防いだ。

6 小川諒也 5.5
守備に徹し、徳島のミスを誘発した。終盤は5バックで左のストッパーも務め、完封勝利に貢献した。

MF
21 青木拓矢 5.5
中盤での守備は安部とのコンビで安定させた。2分の田川への鋭い縦パスは、裏を突く美しいパスだった。

31 安部柊斗 5.5
開始早々、ゴール正面からミドルシュートを放つが、枠を捉えられなかった。中盤を広範囲に動き相手のビルドアップを妨げた。
 
MF
7 三田啓貴 6(56分OUT)
6試合ぶりのスタメン起用。最終ラインへのプレスが徳島のミスを誘い、好機へ繋げた。また、6分の田川からのスルーパスに飛び出し、DFにブロックされるが枠内への強烈なシュートを放った。

8 髙萩洋次郎 6(56分OUT)
黒子のポジションで目立った働きはなかったが、スイッチを切り替えた後の動き出しは存在感が大きかった。

11 永井謙佑 6(80分OUT)
80分に交代するまで、スピードを生かした献身的な守備が光った。シュートも1本記録。

MAN OF THE MATCH
FW
27 田川亨介 7(69分OUT)
開始5分、もたついた徳島最終ラインの隙を突いてドリブル突破。冷静に上福元をかわして先制ゴールを決めた。69分に交代するまで、最前線でのプレスの迫力は、徳島守備陣を翻弄し続けた。今節、彼以上の働きをした選手は見当たらない。よって、当然MOMに選出した。

【ハイライト動画】田川亨介が意地の一撃!FC東京が徳島に完封勝利
 
交代出場
DF
29 岡崎 慎 5.5(HT IN)
目立った働きは見られなかったが、5バック変更にも柔軟に対応。終盤の徳島の猛攻をしのぎ切った。

FW
20 レアンドロ 6(56分IN)
トップ下に布陣し、トラップ、ボールキープ力などの技術の高さを見せた。

FW
9 ディエゴ・オリヴェイラ 5(55分IN)
徳島最終ラインとの距離を空けてしまい、終盤の徳島にパワープレーを許してしまった。

FW
15 アダイウトン 5(69分IN)
前線からの守備を徹底するも、田川ほどのスピードとプレスをかけられず、逆に徳島にリズムを作られ、攻撃の流れを渡してしまった。

DF
49 バングーナガンデ佳史扶 ―(80分IN)
投入後に5バックへ移行。左のアウトサイドに入る。出場時間が短く採点なし。

監督
長谷川健太 6.5
J1初出場選手の起用、ブラジル人選手3人のベンチスタートと予想に反したスタメンだったが、若い選手が大健闘した。ルヴァン杯でポカリスエットスタジアムのピッチを経験した若い選手を起用するなど、流石の一言。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●岡本浩行