現地時間7月6日、パリ・サンジェルマンは、インテルで11シーズンぶりのセリエA優勝に貢献したモロッコ代表DFアシュラフ・ハキミを獲得したことを発表した。契約期間は2025−26シーズン終了までの5年間となっている。

 現地では、移籍金は6000万ユーロ(約75億円)+ボーナス1000万ユーロ(約12億5000万円)で、年俸は1000万ユーロ(約12億5000万円)と報じられている。

 ハキミは8歳のときにレアル・マドリーのアカデミーに入団し、18歳でトップデビュー。18年夏に2年レンタルで加入したドルトムントで才能を一気に開花させて評価を高めた。

 20−21シーズンは移籍金4500万ユーロ(約56億2500万円)でインテルへ完全移籍すると、圧巻のスピードを武器に右サイドを制圧。WBながら公式戦45試合で7ゴール・11アシストと持ち味の攻撃性能を発揮し、インテルのセリエA制覇に大きく貢献した。
 


 そんなインテルが重要戦力の売却を余儀なくされたのは、クラブが深刻な財政難に陥ったから。主力を売りに出して、「人件費の15パーセント削減+移籍市場で7000万ユーロ(約87億5000万円)の黒字」を実施せざるを得ない状況に陥っているのだ。

 チェルシーも獲得に動いていたが、インテル側の条件を満たすオファーを提示したパリSGが争奪戦を制した格好となった。

 パリSGは、20−21シーズンで右SBの主力を務めたアレッサンドロ・フロレンツィ(20年夏にローマからレンタルで加入)の買い取りオプションを行使しない意向で、大金を投じて獲得したハキミが期待通りの活躍を披露できるか注目が集まる。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部