[J1第21節]仙台0-0浦和/7月3日/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
仙台 6
前半は攻撃で工夫と精度が足りず相手の守備網を崩せなかった。後半は相手の空いたスペースを突いていくつか決定機を作ったが、決めきれず。守備陣はGKをはじめ、よく耐えて勝点1を得た。

【仙台|採点・寸評】
MAN OF THE MATCH
GK
27 ヤクブ・スウォビィク 7
前半からピンチが何度も訪れたが、奇跡的なシュートストップを連発。特に後半開始早々の2本のシュートはいずれも決められても不思議ではなかった。彼がいなかったら仙台に勝点1はもたらされなかっただろう。

DF
25 真瀬拓海 6
守備では身体を張って奮闘し、ピンチの場面でクリアする姿を何度も見せた。攻撃では何度か決定機に絡んだが、ゴールに迫る鋭さをもっと見せたい。

DF
16 吉野恭平 6.5
試合通じてよく集中し、相手の猛攻に耐えてボールを奪い、無失点に貢献できていた。的確な味方へのつなぎも。
 
DF
13 平岡康裕 6.5
持ち味の高さ、強さをいかんなく発揮し、ユンカーにも必死に競り合いピンチをしのいだ。90分間身体を張り、失点を防ぎ続けた。

DF
14 石原崇兆 5.5
ボールを奪ってドリブルで何度か良い仕掛けを見せることができていたが、奪った後のパス精度を欠き、相手にボールを奪われる場面が目立った。

MF
17 富田晋伍 6
ボールを奪うという持ち味をいかんなく発揮し、守備の安定に大きく貢献した。ただ、ここ最近良さを出せていた攻撃面ではあまり関わることができなかった。

MF
8 松下佳貴 5.5
いくつか決定機を演出するパスを出すことはできていたが、相手も仙台のキーマンであることは熟知しており、徹底マークされボールを奪われることもあった。
 
MF
7 関口訓充 6(80分OUT)
序盤に大きなシュートチャンスがあったが決めきれず、攻撃面ではなかなか持ち味を出せなかったが、守備では真瀬とよく連係して相手のサイド攻撃をうまく抑えた。

MF
26 加藤千尋 5.5(87分OUT)
もう少し攻撃に顔を出したかったが、相手のサイドバックのケアもあり、守備に追われた。後半の決定機は確実に決めておきたかった。

FW
15 西村拓真 6(22分OUT)
前線からしっかりプレッシャーをかけ、よく走っていたが、20分過ぎに負傷でピッチに倒れ、そのまま途中交代となった。

FW
11 赤﨑秀平 5.5(87分OUT)
途中出場のF・カルドーゾの少し後ろでボールを受けようとして、後半いくつか決定機にも絡んだものの、シュートを決めきれなかった。
 
途中出場
FW
33 フェリペ・カルドーゾ 6(22分IN)
西村の前半途中の負傷交代により急遽出場。アップをできていなかったため、前半は思うように動けなかったが、後半はロングボールをよく収め、決定機にも絡んだ。あと少し慣れればゴールも狙えそうだ。

MF
32 氣田亮真 −(80分IN)
左サイドハーフに入り、ドリブルで攻め入ろうとしたが、決定機を作り出すことはできなかった。

MF
29 エマヌエル・オッティ −(87分IN)
独特のリズムのドリブルでゴールに迫ろうとはしていたが、シュートは相手DFにブロックされるなど不発だった。

MF
6 上原力也 −(87分IN)
出場時間は短かったが、プレースキックを蹴る場面が何度かあった。もう少し得点の可能性を感じさせるキックを蹴りたかった。

監督
手倉森誠 6
浦和の攻撃の特長をよく研究し、無失点に抑えることができたのは良かった。攻撃に関しては西村の前半途中の交代が誤算ながらも、いくつか決定機を作れたが、サイドハーフを押し下げられ、攻撃の迫力を欠いてしまった。

【動画】両チームの守護神が奮闘! 仙台対浦和ハイライト
 
[J1第21節]仙台0-0浦和/7月3日/ユアテックスタジアム仙台

【チーム採点・寸評】
浦和 6
試合を通じ質の高いポゼッションでボールを保持し、決定機も多く作ったが、あと一歩で決めきれない場面が続き、結果的にゴールを奪えず。何度かあったピンチは守備陣の好守で事なきを得ず。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 7
相手の決定機で、しっかり正面でボールを弾き返すことができていた。後半の加藤千のシュートストップは見事。リスクマネジメントの声もよく出ていて、無失点に大きく貢献した。

DF
8 西大伍 6
相手陣内に積極的に攻め入って、的確な外と中の位置取りの使い分けでうまくフリーでボールを受けて決定機を作った。ただゴールを生み出すことはできず。

DF
20 トーマス・デン 6(67分OUT)
競り合いの強さを存分に見せ、ピンチをしのぐことができていた。欲を言えばロングフィードから決定機につながる場面をもっと作りたかった。
 
DF
5 槙野智章 6.5
前半早々、西へのサイドチェンジのボールを正確に入れて、ユンカーのシュートの起点となったのは見事。またドリブルで攻撃にリズムを与えた。守備でも身体を張り、攻守で監督の期待に応えた。

DF
15 明本考浩 6(90+2分OUT)
相手のサイドバック、サイドハーフの守備をうまくかいくぐって、多くの決定機に絡むことはできたが、クロスにあとひとつ工夫が欲しかった。

MF
29 柴戸 海 5.5
セカンドボールの回収や、中盤でのボール奪取はできていて、奪ったボールを味方につなぐことはできていたが、もっと積極的に攻撃に絡む場面を作りたかった。

MF
17 伊藤敦樹 5.5
攻守によく顔を出し、決定機にもいくつか絡むことはできていたが、もう少し相手にとって危険なパスや、危険な位置への進入も増やしたかった。
 
MF
11 田中達也 6(67分OUT)
右サイドでクロスやカットインから何度か決定機に絡み、後半には相手のミスからビッグチャンスもあったが、シュートは決めきれず。攻守でよく走り、チームに貢献した。

MF
24 汰木康也 6(84分OUT)
明本や中盤の選手とうまく連係を取り合い、決定機を作りだしていった。プレースキックでは好機を創出する機会が少なかった。

FW
18 小泉佳穂 6.5
常に相手守備陣にとって嫌な位置に入り、よくボールを受けてゴールチャンスを数多く作ったが、ゴールにつながらず。それでも90分間相手の脅威になり続けた。

FW
7 キャスパー・ユンカー 6(90+2分OUT)
抜群のポジショニングの良さとシュートセンスの高さを生かし、4本のシュートを放ったが、相手GKの好守もあり、惜しくもゴールならず。
 
途中出場
FW
30 興梠慎三 5.5(67分IN)
ゴール前でのポジション取りの巧さを見せて何度か決定機に絡み、仙台キラーぶり健在かと思われたが、シュート1本に抑えられ、ゴールを奪えなかった。

DF
4 岩波拓也 6(67分IN)
T・デンに代わって出場し、より精度の高いロングフィードを攻撃の起点としたかったが、決定機を作り出すことはできず。守備では安定したプレーを見せ、無失点に貢献した。

MF
41 関根貴大 −(84分IN)
少ない出場時間の中でゴールに向かうプレーを見せたかったが、決定機に絡むことはできなかった。

DF
6 山中亮輔 −(90+2分)
出場時間が非常に短かったにもかかわらず、鋭い弾道のクロスを何本も入れて、相手の脅威となったが、ゴールを生み出すことはできず。

FW
9 武藤雄樹 −(90+2分)
古巣仙台相手の出場となったが、アディショナルタイムの出場ということもあり、ほとんどボールに触る時間はなかった。

監督
リカルド・ロドリゲス 6
選手に賢い位置取りをさせて、内容的には仙台を圧倒できていたが、相手の好守にも阻まれる。ゴールを陥れる工夫が今ひとつ足りなかった。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●小林健志(フリーライター)

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