36歳のクリスチアーノ・ロナウドは、ポルトガル代表がEURO2020で敗退したのを受け、来年のカタール・ワールドカップを見据えているだろう。34歳になったばかりのリオネル・メッシも、開催中のコパ・アメリカに加え、W杯でも優勝を目指そうと意気込んでいるはずだ。

 一方、世界王者の称号をすでに手にした31歳のトニ・クロースは、ドイツ代表でのキャリアに終止符を打った。EURO2020敗退を受け、ツイッターで代表引退を発表。今後はレアル・マドリーでの活動に集中すると明かしている。

 そして、そのマドリーでプレーする残りの時間も限られているのかもしれない。スペイン紙『Marca』によると、クロースはドイツ紙『Bild』で「2023年がとても適切だと思う。そのときは33歳だ」と、現行契約の満了をもってユニホームを脱ぐ可能性に言及した。

「そのときに、さらに1、2年延長するか決めるだろう。それについてはオープンだ。でも、マドリーで引退すると確信しているよ」

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 W杯優勝という大きな栄光をつかんだクロースだが、母国では11年にわたる代表活動において、正当に評価されていないと感じることもあったようだ。

 クロースは「称賛してくれるファンもたくさんいるから、ドイツのすべてを批判したくはない。でも、この11年で自分がやってきたことに感謝しない人たちもいると感じることがある」と話した。

「スペインでは違う。この7年、僕の最初の試合から、みんなが僕を評価してくれるんだ」

 だからこそ、クロースはそのスペインでスパイクを脱ぐ考えなのかもしれない。ただ、今夏のセルヒオ・ラモス退団も示すように、マドリーは引退まで続けられずに去っていたレジェンドが数々いるクラブだ。クロースは、最後まで白いユニホームを纏うことができるだろうか。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部