クリスタル・パレスは現地時間7月4日、新指揮官に元フランス代表MFパトリック・ヴィエラが就任したことを発表した。

 現在45歳のヴィエラは、1996年から2005年にかけアーセナルでアーセン・ヴェンゲル監督のもと、同世代で最高の選手のひとりとして、3つのプレミアリーグと4つのFAカップのタイトル獲得に貢献。アーセナル退団以降も、ユベントス、インテル、マンチェスター・シティとビッククラブを渡り歩き、数多くの戴冠を果たしているほか、フランス代表としても12年間で100試合以上に出場し、1998年の自国開催のワールドカップ、EURO2000とメジャー大会連覇を経験している。

 現役引退後は、古巣シティのアカデミーで指導者の道を歩み始め、2016年に前年は全体で17位だったニューヨーク・シティで指揮官の座に就くと、2年連続でイースタン・カンファレンス2位に導いた。2018-19シーズンからは母国のニースで指揮を執り、初年度は前年より1つ順位の高い7位、翌シーズンには、新型コロナによって短縮されたなかで5位に入り、ヨーロッパリーグ出場権獲得と、成績を向上させている。

 今回の就任を受け、ヴィエラは以下のように熱いメッセージを寄せている。
 
「プレミアリーグに復帰し、この素晴らしいサッカークラブの監督として、一緒に新しい物語を始める機会を得られたことに、とても興奮している。アカデミーを含めたクラブ全体の野心と計画について、会長やスポーティング・ディレクターと多くの話をして、このプロジェクトは非常に魅力的なものであると分かったよ。プレミアリーグで長年活躍してきたこのクラブには素晴らしい基盤があるが、さらに改善し、クラブを前進させていきたいと思う。

 セルハースト・パークやアウェーの地で、クラブのサポーターが醸し出す雰囲気を体験できることをとても楽しみにしているし、それがチームにとってどれほど重要なことかを知っているよ」

 イングランドに帰還したレジェンドは、2013-14シーズンにプレミア昇格以来、二桁順位が続いているパレスに、かつて名将のもとで培った勝利のDNAを植え付けることはできるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】 現地番記者が選ぶ「過去20年のアーセナル・レジェンドTOP10」を厳選ショットで振り返り!