浦和レッズは7月7日、天皇杯3回戦で、SC相模原と対戦。1-0で勝利を収めた。

 浦和は4-4-2システム。GKは西川周作。最終ラインは右から宇賀神友弥、岩波拓也、槙野智章、山中亮輔。2ボランチが柴戸海、金子大毅のコンビ。右サイドハーフに関根貴大、左サイドハーフに大久保智明。そして2トップには興梠慎三と武藤雄樹が並んだ。

 一方の相模原は5-4-1システム。GKには三浦基瑛、5バックは右から石田崚真、エドゥアルド・クンデ、白井達也、川﨑裕大、舩木翔。中盤は川上竜と梅鉢貴秀の2ボランチに、右サイドに清原翔平、左サイドに星広太が並ぶ形。1トップには平松宗が入った。

 立ち上がりからペースを握ったのは浦和だった。1分には武藤のスルーパスに興梠が抜け出しチャンスを創出。さらに12分には興梠のヘディングシュートで相手ゴールを脅かす。

 しかし、その後はボールを握りながらも、相模原の固いブロックを破れない。32分には山中が負傷交代するなど、チームとしてどこか波に乗れないまま、試合を折り返した。

 後半はさらに攻勢を強めた浦和だったが、依然として中央を固める相模原の守備陣の攻略に苦戦。関根が右サイドから再三切り込むも、決定機を作り出せなかった。
 
 空気が変わったのは66分だ。浦和のリカルド・ロドリゲス監督は武藤と興梠の2トップに変えて、小泉佳穂とキャスパー・ユンカーを同時投入。一方の相模原の高木琢也監督は平松に代えてユーリを投入すると、3−4−2−1にシステムを変更してやや攻撃的なシフトに。

 ここから試合はよりオープンな展開に。73分には相模原がユーリを起点としたカウンターでゴールに迫られれば、その3分後には清原にディフェンスの背後に抜け出されシュートを打たれる。さらにその直後には川上の痛烈なボレーシュートがポストに当たるなど、度々ピンチを招いた。

 そんな悪い流れを払拭したのが、途中出場のユンカーだった。87分に相手陣内でパスを奪うと、そのまま独走し、ひとりでゴールを決めてみせたのだ。

 2回戦のカターレ富山戦に続く新エースのゴールで勝負あり。浦和がラウンド16へとコマを進めた。

取材・文●多田哲平(サッカーダイジェスト編集部)