パリ・サンジェルマンに新加入したセルヒオ・ラモスが、移籍の決め手として意外な選手の名を挙げている。英紙『Daily Mail』が7月15日付けで伝えた。

 2005年夏にセビージャからレアル・マドリーに加入したS・ラモスは、在籍16シーズンで公式戦671試合に出場し、DFながら101得点・40アシストを記録。5度のラ・リーガ制覇、史上初の3連覇を含む4度のチャンピオンズ・リーグ(CL)優勝など、計22タイトルの獲得に貢献した。しかし、今オフの契約延長交渉が難航し、最後は不本意な形でマドリーに別れを告げていた。

 スペイン代表DFは初の海外挑戦に際し、かつてクラシコで壮絶な戦いを繰り広げていた、元バルサのブラジル代表FWのサポートがあったことを明かしている。

「ネイマールがPSGとサインする前に僕を説得してくれたんだ。新しいクラブと契約する前に、何人かの選手やレオナルド(スポーツディレクター)、(ナセル・)アル・ケライフィ(会長)と話をしたりするのは、とても役に立つ。彼らはみんな、それぞれの方法で僕を納得させてくれた。

 ネイマールとは6、7年前から話しているよ。彼がバルサで、僕がマドリーでプレーしていたにもかかわらず、僕らは常に深い友情を持っているんだ」
 
 パリSGはいまだCLを制覇したことがないなかで、4度ビッグイヤーを掲げ、経験値では一頭地を抜く35歳の存在が大きな力となることは間違いない。S・ラモスも“無冠”であることに触れたうえで、自身5度目の戴冠に意欲を燃やしている。

「(クラブ創設)51年でCLを獲っていないクラブに来るというのは、とても大きなことだ。それに個人的な観点からも、5度のCL制覇を経験することは非常に重要なことだ」

 また、古巣への移籍も噂されているキリアン・エムバぺにも言及。今後しばらくはチームメイトとしてプレーしたいと語っている。

「彼にはPSGに残るように助言する。キリアンの将来を決めるのは僕ではないが、彼には残ってほしい。チームには最高の選手がいなければならない。キリアンはネイマールと同じく、そのうちのひとりだ。我々3人は素晴らしいことができる」

 パリSGは新たに、EUROではMVPに輝く活躍で、イタリア代表を53年ぶりの欧州制覇に導いたジャンルイジ・ドンナルンマも獲得した。着々と陣容を揃えるフランスの雄は、悲願のCL制覇を果たすことができるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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