オランダ1部フローニンヘンは現地時間7月15日、元オランダ代表FWアリエン・ロッベンの“再”引退を発表した。

 ロッベンは、2019年5月にバイエルン・ミュンヘンでユニホームを脱いだものの、昨年6月に16歳でプロデビューを飾ったフローニンヘンで、驚きの現役復帰。プレシーズンマッチでは、古巣で2002年4月28日以来、18年ぶりのゴールを奪うなど、ブランクを感じさせない順調な仕上がりを見せ、PSVとの開幕戦でもスタメン出場を果たした。

 しかし、その開幕戦で負傷し、長期にわたり戦線を離脱。それでも厳しいリハビリを乗り越え、シーズン終盤にピッチに戻ると、先発復帰戦では衰え知らずの左足で2アシストをマークしていた。

 ファンの希望と願いは、もう1シーズン現役を続けることだったが、37歳は長い時間をかけて2度目の現役引退を決意した。本人は胸の内をこう明かしている。
 
「1年前、僕はFCフローニンへンの選手としてカムバックすることを発表した。僕はエネルギーと熱意を持ってこの冒険に乗り出したんだ。昨シーズンを振り返ってみると、結論から言うと、出場時間は残念な結果となった。

 理性と感情は正反対だから、決断はとても難しかった。サッカーの心は、エウロボルグ(本拠地)でのフル出場という究極の目標に向けて、続けたいと思っていた。しかし、やめるという決断は正直で現実的だ。

 今日から僕は選手ではなく、FCのサポーターになった。この1年間、サッカーのサポーターやファンのみんなからもらった温かいサポートや優しいメッセージに感謝している。それは素晴らしく、心温まるものだった。全ての人に、満員のスタジアムで美しいシーズンを過ごしてもらいたい、そして何よりも健康を祈っている」

 オランダ中、そして世界中に感動と興奮を与えたロッベンは、今後一体どの道に進むのだろうか。稀代のレジェンドの“サードキャリア”に注目が集まる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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