[国際親善試合]U-24日本1-1U-24スペイン/7月17日/ノエビアスタジアム神戸

【日本代表・総評】
6.5
オリンピック前最後の試合で金メダル最有力候補と対戦。序盤からボールを支配されるも、身体を張った守備で凌ぐと、久保のお膳立てから堂安の見事な左足シュートで先制点を奪う。ハーフタイムに7人を入れ替えた後半は一方的にボールを支配され、78分に追いつかれたが、1−1で凌いだ。相手がベストメンバーではなかったとはいえ、本番に向けて自信を持っていいドローだ。

【個人採点・寸評】
GK
12 谷 晃生 6(HT OUT)
15分のミルのシュートはしっかりセーブ。ビルドアップも問題なかった。

DF
2 酒井宏樹 6.5(HT OUT)
世界に誇れる球際の強さを披露。水際でピンチを凌いだシーンが何度もあった。
 
5 吉田麻也 6.5(HT OUT)
強豪相手に風格すら感じさせるプレーで最終ラインを統率。35分のチャンスを作り出すなど効果的な縦パスも光った。

14 冨安健洋 6.5(HT OUT)
大型FWミルとのデュエルにも負けず、さすがの存在感。33分の久保のシュートに繋げたインタ―セプト→縦パスは見事だった。

13 旗手怜央 6.5
前線につけるパスの精度、タイミングが絶妙。試合前は「ひとりでは止められない」と話していたが、1対1の守備でも奮闘した。

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MF
6 遠藤 航 6(HT OUT)
足下の技術の長けた相手に、さしものデェエル王も苦戦。専守防衛となったが、最後の局面では自由にさせなかった。

4 板倉 滉 6.5
いなされてピンチを招く場面もあったが、名手メリーノをなぎ倒するなど果敢なプレスで戦った。

MAN OF THE MATCH
10 堂安 律 7(HT OUT)
序盤はなかなか良さを発揮できなかったが、42分に久保のお膳立てから得意の左足を振り抜き、鮮やかな先制ゴール。10番に相応しい輝きを放った。
 
7 久保建英 6.5(66分OUT)
スビメンディに競り勝ち、そのまま持ち込んだアシストは秀逸。厳しいマークに遭いながらも、“第2の母国”を相手に違いを作り出した。

16 相馬勇紀 5.5(80分OUT)
2本のクロスはいずれも中に合わず。54分には思い切り良くシュートも放ったがGKシモンの正面を突いた。

FW
19 林 大地 6(HT OUT)
ホンジュラス戦に続いて先発起用。前線で身体を張り、40分にはミンゲサを振り切って左足で狙うも、枠を捉えられず。
 
途中出場
GK
1 大迫敬介 6.5(HT IN)
59分のピンチでB・ヒルのシュートをブロックするなど、好守を連発。1失点は仕方なしか。

DF
15 橋岡大樹 6(HT IN)
しつこいディフェンスで逸材B・ヒルの突破を食い止めた。

DF
20 町田浩樹 6(HT IN)
押し込まれながらも落ち着いた対応で凌ぎ、堂々とプレーした。

DF
21 瀬古歩夢 6(HT IN)
オジャルサバルに入れ替わられるシーンもあったが、積極的なディフェンスを見せた。

MF
8 三好康児 6(HT IN)
右サイドに投入され、66分からはトップ下でプレー。上田のシュートを演出したターン&スルーパスは圧巻だった。
 
MF
17 田中 碧 6(HT IN)
遠藤と交代で、板倉とダブルボランチを組み、激しいボール奪取は世界トップクラスにも通用した。

FW
9 前田大然 6(HT IN)
林に代わって1トップに入り、上田の投入とともに右サイドに回る。攻撃面ではチャンスを活かせなかったが、守備では貢献。

FW
18 上田綺世 5.5(66分IN)
故障明けのゲームで、84分に決定機を迎えたが決め切れず。

DF
3 中山雄太 ―(80分IN)
相馬と交代で左SBに入り、無難にプレーした。

監督
森保 一 6.5
ホンジュラス戦から3箇所を変更し、旗手、板倉、相馬を先発起用。狙い通りに先制点を奪った。「多くの選手を使いたい」という試合前の宣言通りハーフタイムに7人を入れ替えた後半は押し込まれながらも、ポジションを入れ替えながら、ドローに持ち込んだ。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)