7月25日、埼玉スタジアム2002で東京五輪のグループリーグ第2節、日本対メキシコの一戦は、2-1でホームの日本が勝利を収め、予選2連勝を飾った。

 フランス戦を4-1で勝利し、波に乗っていたメキシコは完全に出鼻を挫かれた。6分に流れから久保建英に守護神ギジェルモ・オチョアの壁を破られ、11分には相馬勇紀へのアフターチャージがVARでPKと判定され、堂安律にPKを決められ、完全にペースを失ってしまった。退場者で数的不利に陥りつつも、1点を返せたのは終盤の85分だった。

 南米メディア『infobae』はその戦いぶりを嘆いている。

「この試合はメキシコにとって、勝てば準々決勝進出が決まるという重要な試合だった。だが、フランス戦で堂々とした勝利を収めたメキシコの姿は、キックオフ直後から見ることができなかった。15分も経たないうちに日本に2点差をつけられ、挫折を味わうことになった」

 同メディアは「前半からカードが飛び交う展開になった」と審判の試合さばきをチクリとしながらも、「イエローカードの存在は、日本の機械のように正確なチームに影響を及ぼすことはほぼなかった。対するメキシコはいつまでも戸惑ったままだった」と伝えている。
 
 また、メキシコ・メディア『MedioTiempo』は「最も印象的なハイライトは、ウリエル・アントゥナが、ポルトガル人のアルトゥール・ソアレス・ディアス主審と激しい口論になった瞬間だった」と皮肉っている。

「日本に敗れたメキシコは、アントゥナが主審と短い時間ながらも激しい口論をしたことで、不思議な映像を残した。82分、メキシコの選手が主審の判定に不満を漏らし、ポルトガル人の主審に詰め寄り、日本チームに有利なファウルを指摘した。両者はにらみつけたものの、エスカレートすることはなかった。

 W杯で笛を吹いたこともあるアルマンド・アルチュンディア氏は、『この審判の態度は良くない。選手に向き合うのではなく、反則を指摘すれば十分だ』と非難した。だが、アントゥナとて途中からフィールドに立ったものの、局面を変えるには不十分だった」

 首位に立った日本は28日の最終節で3位フランスとの対決に挑み、2位のメキシコは決勝トーナメント進出をかけて南アフリカと対戦する。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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