[J1第25節]徳島0-1浦和/8月21日/鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

【チーム採点・寸評】
徳島 5.5
前半の攻勢から決めきれなかったことが悔やまれる。西谷、杉森のドリブルでの仕掛けが無くなったあたりからは、浦和を楽にさせた。良い形でフィニッシュまで行くシーンも多かったが、やはり決定力を欠けば勝点はついてこない。

【徳島|採点・寸評】
GK
21 上福元直人 5.5
62分の失点は相手を褒めるしかないだろう。後半、センターサークル付近まで上がって行ってボールをさばいていた。

DF
4 ジエゴ 6(77分OUT)
左サイドの高い位置でのプレーが目立ち、早いドリブルから正確なクロスを供給していた。

DF
20 福岡将太 5.5(77分OUT)
開始から途中交代するまで、最終ラインを安定させていたが、62分の汰木の突破からの関根の一本にやられた。
 
DF
14 カカ 6
攻撃参加する場面が多く見られ、ドリブルで切り込んでいくシーンもあった。

MF
15 岸本武流 6
前監督でもある浦和のロドリゲス監督に、成長した姿を見せたいと語った岸本。言葉通り、浦和の右サイドを翻弄した。後半途中から左サイドでプレーした。

MF
13 藤田譲瑠チマ 6(79分OUT)
ゆっくりとした中盤でのパス回しから、スイッチを入れる縦へのスルーパスが冴えていた。得点にはつながらなかったが、多くのチャンスを演出した。

MF
8 岩尾 憲 6
23分、高い位置で垣田がボールを奪った後にパスを受け、ペナルティエリア手前中央付近から鋭いシュートを放った。岩波に当たってコースが変わるも、西川の好セーブに阻まれる。
 
FW
45 杉森考起 5.5(69分OUT)
西谷同様、サイドで頻繁に仕掛けていたが、決定力を欠いた。惜しいシュートもあり、次節に期待したい。

MF
24 西谷和希 6
マッチアップする酒井に対して、果敢に勝負を挑み、楽しんでいるように感じた。得意のドリブルを左サイドの広い範囲で見せ、ペナルティエリアに侵入した際には柔らかいクロスを供給するも、得点には結びつかなかった。

FW
11 宮代大聖 6
前線で自由に動き回り、ボールを引き出す動きを多く見せた。75分には、渡井へ絶妙のスルーパスを供給するも、守備に戻った酒井に奪われる。

FW
19 垣田裕暉 6(69分OUT)
22分、右サイドの岸本からのピンポイントアーリークロスに頭で合わせるも、西川のファインセーブに防がれた。55分には、最終ラインからボールを奪い、そのままショートカウンターで持ち込み、右足でグラウンダーのシュートを放つ。右ポストに弾かれるが、らしいプレーが見えた。
 
途中出場
MF
10 渡井理己 6(69分IN)
74分、藤田譲からの縦パスを、宮代のスルーの後に受け、コントロールされたシュートを放つが、わずかに枠右をかすめた。ドリブルで何度もペナルティエリアに侵入するも、酒井にクリアされる。

FW
39 西野太陽 5.5(69分IN) 
敵陣深くで良いパスを供給していたが、貪欲にゴールを狙う姿勢も見てみたい。

DF
22 藤田征也 ―(77分IN)
自陣左サイドで明本にパスカットされ、後ろから倒してカードをもらってしまう。

DF
5 石井秀典 ―(77分IN)
福岡に代わってCBで途中出場。ビルドアップ時には前線に良いパスを供給するも、引いて守る浦和の牙城は崩せなかった。

MF
7 小西雄大 ―(79分IN)
藤田譲に代わって入るが、引いて守った浦和の牙城を崩せずに終わった。

監督
ダニエル・ポヤトス 5.5
後半、渡井と西野の投入で流れを引き寄せるも、ネットを揺らすことはできず。70パーセントを超える支配率を記録しても、得点を奪えなかったら勝てない。しかし、新加入の一美やバケンガの起用が今後の見どころだ。

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[J1第25節]徳島0-1浦和/8月21日/鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアム

【チーム採点・寸評】
浦和 6.5
前節の鳥栖戦同様に、序盤から防戦一方で苦しみつつも、適宜システムを変えながらワンチャンスを確実にモノにした。アウェーで悪天候の勝点3は、非常に価値ある1勝だ。

【浦和|採点・寸評】
GK
1 西川周作 6.5
21分、岸本のアーリークロスを垣田がヘディングシュート。危ないコースに飛ぶも西川がスーパーセーブ。22分にも、ゴール正面から岩尾の枠内ミドルをパンチングで防ぎ、徳島の前に立ちはだかった。

DF
4 岩波拓也 6
74分、ペナルティエリア内で渡井が放ったシュートを足に当て、ピンチを救った。

DF
28 アレクサンダー・ショルツ 6(66分OUT)
J1初先発。言葉の壁が懸念されたが、コンビネーションに問題はなかった。
 
DF
2 酒井宏樹 6.5
流石にワールドクラスのSB。果敢に挑む徳島の西谷に対しても全く危なげなく対処するあたりは余裕すら感じた。

FW
15 明本考浩 6
久々のSBでのスタメンだったが、なんの問題もなくプレー。及第点のパフォーマンスを披露した。

MF
40 平野佑一 5.5(66分OUT)
前半はほとんど仕事をさせてもらえなかったが、58分、徳島のクリアボールに反応し、敵陣中央付近からダイレクトでシュートを放つ。惜しくも枠を外れるが、ジャストミートされた素晴らしい弾道だった。

MF
29 柴戸 海 5.5
開始早々、徳島の岸本に自陣深くまでの侵入を許してクロスを上げられるが、エリア内でこれをカット。立ち上がりのピンチを救った。
 
MF
11 田中達也 5(HT OUT)
前線でのプレスからチャンスを作る場面も見られたが、ビルドアップ時のパスミスが目立ち、後半から江坂に交代する。

MAN OF THE MATCH
MF
41 関根貴大 6.5(87分OUT) 
汰木からのGK手前でのマイナスのクロスに飛び込んで先制ゴールを挙げた。徳島戦2ゴール目を決めた関根は、“徳島キラー”の異名がつきそうだ。常にボールを支配し続ける徳島の攻勢の中で、少ないチャンスをモノにした。MOM。

MF
24 汰木康也 6(72分OUT)
江坂のスルーパスに素早い反応を見せ、ゴール付近まで侵入して関根にラストパス。決勝ゴールをアシストした。

FW
7 キャスパー・ユンカー 6
手術後まもない状態でフェイスガードを装着しての強行出場。前半は徳島の支配が続き前線で孤立していたが、カウンターからのクロスには惜しいシュートも見せた。
 
途中出場
MF
33 江坂 任 6(HT IN)
広範囲に渡ってボールに絡み、浦和の時間帯を徐々に作って流れを変えた。61分には、左サイドで徳島DFを引きつけた後のスルーパスで先制点を演出した。

MF
17 伊藤敦樹 5.5(66分IN)
終了間際、CKに頭で合わせるも、上福元の正面をつきゴールならず。

DF
5 槙野智章 5.5(66分IN)
90+3分、大久保のCKに頭で合わせるも、上福元にキャッチされる。

FW
21 大久保智明 6(72分IN)
47分、高い位置でカカのパスをカットし、そのまま深くまでドリブルで侵入してクロスを上げる。ギリギリで岩尾にクリアされるが、精度の高いクロスだった。

DF
3 宇賀神友弥 ―(87分IN)
投入されてから終了まで、前線でのプレスを徹底していた。

監督
リカルド・ロドリゲス 6
古巣相手のアウェーゲーム。給水タイム、ハーフタイムを境に、押し込まれた状態を改善すべくシステム変更を適宜行なったあたりは評価に値する。

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
取材・文●岡本浩行